第5話 ステータス確認
昼ごはんを食べ終え俺らはまた森へ向かった。村の周りの森は小型の野生動物しか出ないので安全だ。
森にの中に入り俺らは適当な場所に座ってこれからの事とかや今できる事を確認し始めた。
「レイにぃこれからどうする?鍛えるのはいいけど他に」
「まず俺らのステータス見ない?たしかにステータスって念じながら言ったら出るんだろ?」
そうこの世界は簡単に自分の能力を見ることのできるタイプの世界のなのだ。異世界系の物語によってその辺違うから楽な世界で良かった。
「そうだね」
「「ステータス」」
俺らが言い終わると同時に目の前の空中にステータス画面が表情された。
〈ステータス〉
名前・レイ
種族・人間
年齢・9歳
称号・転生者
職業・なし
レベル・1(ポイント・300)
MP・10/10
スキル
一心同体・1(固有スキル)(次のレベルには双方から20のポイントが必要です)
補助効果
魂共有(レイナ)
スキル共有2(セットなし)
俺のステータスはこんな感じだ。ポイントは確か個人で貰える量が変わり平均150だったと思う。俺はその二倍あり、レベルが上がる事に初期ポイント、俺の場合300もらえそれをスキルでさらに2倍になり600貰えるのだろう。う〜んこの時点でずるいな…
「おぉ、ポイントがなかなかにずるい感じだな」
「あ、レイにぃも?あたしも多いね。見て見て」
レイナはそう言い俺の方に近寄ってきた。ステータスはどうやら他人に見せたり見せなかったりできるようだ。そしてレイナのステータスはと言うと…
〈ステータス〉
名前・レイナ
種族・人間
年齢・9歳
称号・転生者
職業・なし
レベル・1(ポイント・300)
MP・10/10
スキル
一心同体・1(固有スキル)(次のレベルには双方から20のポイントが必要です)
補助効果
魂共有(レイ)
スキル共有2(セットなし)
こんな感じだ。
「レイナもポイント300なのか…」
「あ、レイにぃも?どうやら私たちは優秀みたいだね」
俺とレイナのポイントが同じなのはおそらく魂共有の影響だろう。
あと一心同体の隣にあるレベルUPに必要なポイント関係もその影響だろう。本当に二人で1つみたいだな。
「レイにぃ!次は取得可能スキル見ようよ!」
レイナは楽しくなってきたのかルンルンでステータス画面をいじり始めた。テンションが上がって頭が左右に揺れ髪がなびいている。なんというか可愛いし綺麗な髪色なので幻想的でもある光景だ。
「どうしたの?レイにぃ、早くスキル見よう!」
「あ、あぁ」
見とれて動いてなかった俺に疑問を感じたレイナが早くスキル習得画面にと急かしてきたので俺はステータス画面にあるスキルのアイコンを押して習得画面を開いた。習得画面には検索欄と膨大な量のスキルが並んでいた。
「うぁ、多くね?」
「わかる、多いよね。それにこれスキル名だけで効果乗ってないし…」
そうなのだ、習得画面に乗っているスキルは名前以外は習得にかかるポイント以外乗ってないのだ!…不親切すぎる。ちなみにスキル習得でいるポイントの量は基本10で習得したスキルのレベルをあげるにはあげるスキルの前に使ったポイントの2倍にいるので習得したスキルをレベル2にするには20、3にするには40、4にするには80といった具合に増えていく。
「とりあえず、自分の魔法属性のスキルと武器系の欲しいスキルあと生存関係のスキルでいいかな?」
「そうだな、そんなもんだろ。あ、でも生存系はお互に被らないようにしてスキル共有しよう」
「うんそうだね」
俺らはお互いに確認し合いながら取得するスキル選んでいった。
「こんな感じかな?」
2時間程かけて俺たちはスキルを選んでいった。結果ステータスはこんな感じだ…
〈ステータス〉
名前・レイ
種族・人間
年齢・9歳
称号・転生者
職業・なし
レベル・1(ポイント・0)
MP・10/10
スキル
一心同体・2(固有スキル)(次のレベルには双方から40のポイントが必要です)
水魔法3・光魔法2・剣術2・生命力上昇2・自己治癒力上昇2・危機察知2・鑑定眼2・ステータス隠蔽2
補助効果
魂共有(レイナ)
スキル共有2(硬皮化2・鉄壁2)
〈ステータス〉
名前・レイナ
種族・人間
年齢・9歳
称号・転生者
職業・なし
レベル・1(ポイント・10)
MP・10/10
スキル
一心同体・2(固有スキル)(次のレベルには双方から40のポイントが必要です)
風魔法2・闇魔法2・剣術2・硬皮化2・鉄壁2・薬制作2・毒薬制作2・鑑定眼2・ステータス隠蔽2
補助効果
魂共有(レイ)
スキル共有2(生命力上昇2・自己治癒力上昇2)
俺らのスキルはこのようになった。お互いにスキル全てのレベルをとりあえず1上げておいた。この中で早めにあげたいのはやはり鑑定眼とステータス隠蔽だろう。鑑定眼はレベルが高いほど隠蔽貫通や物の情報が多くなるしステータス隠蔽は読んで字のごとくレベルが高ければ高い程鑑定眼などの効果を跳ね除けられる。
「とりあえずこんな感じかな?」
「そううだなこれでいいと思う。それでこれから鍛える訳だがこの世界で冒険者になるには最低10歳からだ」
「そうらしいねなら今から1年は修行編だね」
この世界には冒険者ギルドがありどこの国にも属していない組織だ。冒険者にもピンからキリまでおり小さな子供が英雄のような冒険者に憧れてむやみに冒険者登録して死なないように冒険者登録は最低10歳からと決まっている。
「そうだなそれじゃ修行編頑張るぞ。おー」
「頑張るぞ。おー」
俺らは両手を天に掲げ気合いを入れて修行を始めることにした。
【あとがき】
読んでくださりありがとうございます。
ステータスを現実でも見てみたいですよね、自分のステータスがとても気になります!w
最後に誤字やここの文おかしいなどあった教えていただけると幸いです。
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