第3話 魔法を決めたので転生します

固有スキルは決めたので次は二人の魔法属性だ。魔法属性は全部で6つ基本属性の火、水、風、土のと特殊属性の闇と光だ。魔法属性で戦闘スタイルが決まるのでとても大事なところだ。


「魔法属性か〜、怜にぃは何にするか決めた?」

「俺は水と光にしようかと思ってる」

「なるほど防御よりなのか…」


玲奈が言うとうり水属性は極めれば氷を作れて防御や攻撃ができ光属性は低威力で光速の攻撃と治癒魔法が特徴だ。


「そうそう、どんな攻撃にも耐えてどんな怪我も治癒するある意味王道だろ!」

「そうだね!それもいい、だけど私は風と闇でダークファンタジー系に行こう!」


玲奈の言う風属性は探知や気配を消すのに優れており、闇属性は呪いや闇を繋いで移動だの幻惑などの絡めて特化でダークファンタジーで暗殺者をできそうである。


「おぉ!いいね暗殺者できそうだな!」

「でしょ!」


玲奈は俺の膝上でドヤ顔だ。可愛い…。ちなみに残りの二属性だが火属性が攻撃特化、土属性が防御特化という感じになっている。


「それじゃ今度はそっちだな」

「うん、こっちはね世界や大陸、国の名前とか種族だったよ。詳しく言うと…」


異世界の名前はホルスティナといい剣と魔法の世界で魔物やダンジョンがありもちろん国家間の戦争もある、文明レベルは中世ぐらいだが魔法があるので参考にならない。大陸は全部で5つあり大陸事に文化が大きく違うらしい。国は量が多く大国や小国をを合わせると100は行くようだ。


「やっぱり魔物とかダンジョンとかあるのか!心躍るな!」

「だよねだよね!私の心なんてさっきからタップダンスしてるよ!それで種族なんだけど…」


心がタップダンスってなんだろう…と思いながら玲奈の説明を聞いた。種族は大きくわけて人間族、エルフ族、ドワーフ族、魔族とあり、人間族はホルスティナで1番多い種族であり1番多彩、エルフ族は数は少ないが聡明なものが多く魔法の扱い方に長けており長寿だが排他的で特にドワーフ族と仲が悪い、ドワーフ族は背が低く樽のような体型で寿命は人間族よりも短いが気さくで鍛治の腕は世界一なのだが何故かエルフ族と仲が悪い、魔族は昔魔王が世界征服をしようとし勇者に討ち取られ負けたという経緯から全ての種族から嫌われており他種族がいない魔大陸で暮らしている。


「なんというかザ・異世界以外に言葉が見つからないな」

「わかる、エルフとドワーフが仲悪いのもだし、魔王と勇者とかもテンプレだよね」


俺たちはそのあとも色々な情報交換を行った。もちろん俺の膝上に玲奈が乗った状態で…正直おm…コホン。ケッコウカルイナ!



情報交換が終わり俺らは例のミサイルが出そうなボタンを押した。すると空がまた光り輝きそこからミサイルが…じゃなくて美人な女神様が登場した。


「終わりましたか?」

「「はい!」」

「それでは内容を聞かせてください。あ、名前は苗字がない方がいいですよ苗字があるのは貴族ですから。」


貴族だけなんだ苗字ってと思いながら俺は女神様に渡された紙に能力を書いた。


名前・レイ

固有スキル・一心同体(対レイナ)

魔法属性・水・光


名前・レイナ

固有スキル・一心同体(対レイ)

魔法属性・風・闇


こんな感じかな。俺はペンを置いて書いた紙を女神様に私たした。女神様内容を一瞥するとこちらに向いた。


「なるほどわかりました。問題はありませんですが固有スキルはもう少し内容を増やしてもいいですよ」


女神様の言葉を聞いて俺らは顔を見合わせた。どうやら女神様的にはまだ大丈夫らしい。


「まじか…何にする?玲奈」

「うん〜、ひとつあるけど怜にぃ聞かないで貰ってもいい?」


玲奈は不安そうに聞いてきた。こちらもそれは不安ではあるが可愛い妹のことだ変なものは絶対ないだろうと信じる。


「あぁ、いいぞ」

「ありがとう!」


玲奈はそう言うと女神様の耳のそばでコソコソと話し始めた。


「つ…かの………はいっ……ど……とい………えでな……うは……りのか…だの……ょくじ……ほ……すべ……うか……ての………くの……じょ……お……いし…す」

「だ………はつよ…ぎで……な……すよ」


玲奈の提案を聞いたのだろう女神様は少し難色を示している。そんな女神様に玲奈はまたコソコソ話しかけた。


「で……でか…しス…ルと……かん……じ…うけん…か……なん……うでし……?いま…あん…て………とは……せいし…らわ……ると…う…ん…に」

「そ……らいい………う、で………うけ……よ……すね」


なんと言ったかは分からないが女神様が乗り気になっている。


「じ……け……その、わ…し……いにぃ……いこ……をし…ら……かは?」

「まぁ!もしかして!?」

「は、は……つは……つな……て…んです……す……んで……いに……い……と…て」

「なるほどわかりました、それなら大丈夫です!その辺も異世界転生したら関係がなくなるので完璧です!」


お、どうやら交渉は成立したらし、でもなんか玲奈は少し恥ずかしそうだし女神様はウキウキだ…めっちゃ気になってきた!でも我慢だ…!


「本当ですか!?良かった〜」

「わた……なた……のようなき………のこ……だい…き……からとても応援しています!」

「はい!」


話し終わった玲奈がこっちに帰ってくる。玲奈はとてもご満悦な様子だ。るんるんで帰ってきた。


「怜にぃ、スキルの内容は隠しスキルって感じにして私とレイにぃは転生したらこの話と隠しスキルに関することを忘れるってことになったよ」

「なるほど、隠しなら強力なスキルそうだな!」

「ふふん!期待してよ!」


玲奈的にも大変満足できるスキルらしい楽しみだ。


「では次は容姿と転生先、年齢差、記憶覚醒年齢をおねがいします。」

「容姿の変更は自分はなしで」

「私は顔のパーツ位置はそのままで目の色を金に髪を銀がかった金髪で」


玲奈は容姿を少しいじるようだ。今の玲奈はザ・大和撫子みたいな美少女だが配色を変えるらしい。


「記憶の覚醒年齢は、9歳で年齢差は…玲奈が決めていいぞ」

「うーん、なら年齢差はなしで私の記憶の覚醒年齢は怜にぃと同じ9歳でお願いします。」


どうやら玲奈は俺と年齢で同じ時期に覚醒するようだ。


「転生先は怜にぃが決めて」

「わかった、それならバルブ王国北のウル村でお願いします。できるなら2人とも孤児がいいです」


俺の意見に女神様が頷いた。孤児にしたのは記憶がある子供がいるとか親が可哀想だからだ。


「わかりました、その条件なら大丈夫です。それでは転生を開始しますね…準備できました。それでは良い異世界転生を。特に玲奈は頑張ってください!」

「はい!」


なぜ玲奈にだけ声をかけたのか…それも満面の笑みで…おそらく玲奈はさっきのコソコソ話で女神様と仲良くなったのだろう。そんなことを考えていると視界が暗転した。


【あとがき】

読んでくださりありがとうございます。

異世界のといったらやっぱり魔法ですよね!個人的には火魔法が好きですね 、火力高そうだし汚物は消毒(燃やす)しないといけないからね★


最後に誤字やここの文おかしいなどあった教えていただけると幸いです。

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