妹と異世界を満喫してきます!
アカキサ
異世界転生します
第1話 兄妹二人とも死んじゃました。
俺が目を覚ますとそこは白い空間だった。そこには俺と俺の3つ下の妹が立っていた。
「あ、怜にぃ」
「玲奈、ここどこだ?」
俺は周りを見渡しながら玲奈に聞いたら玲奈は考えるそぶりをして答えた。
「あれじゃない?ほら、異世界転生的な感じのラノベにある女神の間みたいな」
「…」
俺は玲奈の突拍子のない意見に口を閉ざすしか無かった。実際言われてみるとよくある異世界ラノベと同じ感じだ。
「まじか…なら神様が今から説明にくる感じか」
「なんじゃない」
「てか俺ら死んだのか?死因なんだ?」
「わかんない」
俺らが少しの間雑談に興じていると急に白い空間が光に包まれた。
咄嗟に目元を腕で隠して5秒ほど待っていると少しずつ光が薄くなっていった。俺は腕を退けて光った方向をみた。そこにはザ・女神みたいな光輪がある金髪の美女がいた。俺らがその見た目に圧倒的されていると急に女神が腰を折ってきた。
「私の同期がすみませんでしたっーー!!」
「「…」」
俺らは急に謝罪してくる女神様(多分)をみて呆然とした。
「…なにが?」
俺が疑問を口にすると女神様(多分)はバッと頭をあげて説明し始めた。
「まず私は女神のセレティアと申します。説明をいたしますと地球で休暇を楽しんでいた私の同期の神がタバコにハマってしまってその…火が付いたままのタバコをその辺にポイッとした結果色々あって東城 怜さんと東城 玲奈さんは焼け死にました…」
いきなりの話に俺は驚きを隠せなかった。そんな俺の隣にいる玲奈は手をあげて女神様に質問をした。
「はいっ!」
「なんでしょうか?答えれれるものなら答えましょう」
「同期の神様はなんでタバコにハマったんですか?」
玲奈が質問した内容はそこ重要?としか言いようのないものだった。
「そこ!?」
あ、女神様も同じ気持ちっぽい、親近感が…
「重要です」
「そんなキリッとした顔で聞く内容でもない気が…まぁいっか、説明しますと同期がスマホでメル〇リを見てる時に命加速装置装置とかいうアホのような商品に目をつけたのが始まりです…なんで人間って特に地球ってアホなもの思いつくんだろう…」
後半のボソボソッとしたつぶやきを俺らは聞かなかったことにした。てか命加速装置ってあれでしょタバコ8本一気に吸うアホの塊みたいな道具、あれに目つけたって…
「「試したの!?」」
俺と玲奈の声が綺麗にハモった。
「えぇ、試してましたよ。美味しかったみたです…それが良くて結果立派なヤニカスですよ…ハァ…」
お労しや女神様、そんな同期がいたばっかりに…
俺らは労るような眼差しで同期のミス?はっちゃけ?の代償を請け負っている女神様を見た。
「そんなヤニカスアホ同期の話はどうでもいいんですよ、それよりもお二人のには今から異世界に転生してもらいます!」
さっきのやさぐれ具合が嘘かのように女神様は声高らかに言った。
やっぱり異世界転生らしい…知ってた。
「はっ!チートは?チートはあるんですよね!?」
玲奈は結構なハイテンションで女神様に質問していた。落ち着きな妹よ 、俺みたいに…
「ウッヒョー!チートで俺TEEEEEできるんですか!?」
ま、俺もハイテンションなんだが。そんな俺らを女神様が若干引いた感じで見てくる…なぜだ?
「え、えぇもちろんありますよ。1つのスキルと自分の属性を2つまで選んでください。スキルは好きなのをどうぞ、新しく考えてもいいですよ。属性は基本四属性の火、水、風、土がありますあと特殊属性の光、闇ですね」
「おぉ!ザ・テンプレだよ怜にぃ!」
「そうだな妹よ!」
女神様からチートの内容と属性を聞いてはしゃぐ俺たちに女神様はなんとも言えない感じの顔をしていた。
【あとがき】
読んでくださりありがとうございます。
皆さんメル〇リとかに売ってる命加速装置見た事ありますか?あれアホですよね作者は未成年なので吸ったことないですけどアホなのは分かります…
最後に誤字やここの文おかしいなどあった教えていただけると幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます