第5話 旅立ち

魔物を狩りながら帰途につく。サクヤの風属性を纏った魔法が魔物を切断する。勇者の力を取り戻したサクヤにとって、中層は魔物は肉を狩る場に過ぎない。収納箱に入れておけば腐らずに持ち運べるらしく、次の旅のため多めに狩っている。属性を得ていない僕には中層の魔物はまだ早く、中層ではほとんど何もできなかった。


表層の魔物は僕でも狩れた。少し怖いがサクヤの後押しを受けて狩ってみる。元に戻った僕のステータスはサクヤに及ばないが、それでも魔弾は大甲虫を貫くには十分だった。初心者以下の僕が狩れるとは思っていなかったので、密かに嬉しい。


サクヤから剣を一つプレゼントされた。月光の剣と呼ばれる銀色に光る美しい剣だ。性能は高いがサクヤの属性との相性が十分ではなかったので、予備の武器として使っていたようだ。せっかくだから貰った剣も使ってみる。大蜘蛛、大百足、僕のステータスでも切り落とせた。



魔物の森に一番近い街、エルドラシルに着いた後、着替えや食事そしてポーションなどを買いに市場に行く。青い林檎が売っている。甘い匂いが鼻腔をくすぐる。屋台もフロストヘイブンよりも多く活気があるように感じる。魔物の森の側だからだろうか、それとも僕が達成感を感じているからだろうか。慣れない市場を浮かれ気味に歩く。


勇者のステータスをサクヤへ返した。僕にとっては解決だ。でもサクヤにとっては解決のための一歩を踏み出したところだ。浮かれていてはいけない。活気ある街並みが心を解すが、気を引き締め直し、僕は口を開いた。


「ここで大丈夫。フロストヘイブンまで送ってもらうと時間を取ってしまうから」


「だが、先輩冒険者として戦い方を教えたい。剣術も魔法も我流だろう。それに属性の取り方も伝えたい。伝えるべきことがたくさんあるんだ。短くても三日は付き合ってもらうからな。私を助けてくれるんだろう」


「はい。冒険者の勉強をしながら、サクヤの仲間を探します」


「それなら遠慮するな。約束のお礼もしないとな。あと丁寧な口調は要らないぞ。久々に聞いたけどな」



「剣の握り方は良い。魔物の森で成長したのだろう。相手をしっかり見られるようになっている。あとは無駄な動きを減らすこと、そして次の手を考えて動くことができるともっと伸びるぞ」


「魔法に関しては我流とは思えないほどハルトは優秀だ。だがハルトは魔法の本を読んだことはないだろう。攻撃や防御だけではなく、気配を探知する、自分の気配を薄くする、遠くを見るなど、いろいろな魔法が載っている。引き出しが増えればそれだけ冒険の幅も広がる。時間のある時に読むといい。剣術と魔法を併用した戦い方も身に着けると戦いの幅が拡がるぞ」


「属性は聞いたことがあるな。火水風土、そして光と闇の6種類だ。属性を得ることで攻撃や防御の威力が上がる。相手の属性との相性もあるが、相性が悪くても無属性の時よりは威力は上がるから取れるなら取っておいた方が良い。


属性は属性の泉で得ることができる。教会にある泉もあるが、多くの泉は迷宮の中にある。だから属性を付与してくれる迷宮の泉で精霊と会う必要がある。


ただ、迷宮に潜る前にカーバンクルに会っておいた方が良い。泉で属性が貰える機会は一度きりだ。属性が複数貰えることもあれば、まったく貰えないこともある。冒険者の資質に依る部分もあるかもしれないが、主には精霊の機嫌に依ると言われている。


カーバンクルから貰える幸運の印を泉に捧げると、属性は確実に貰える。精霊が喜ぶからだ。だから、まずはカーバンクルを探すことだ。この近くにあるカーバンクルの森はミスティベールの街だな。フロストヘイブンへ戻る途中にある。


カーバンクルの森の魔物は魔物の森の表層より強くはないが、それでもフロストヘイブン近郊の魔物より強い。カーバンクルの森に入れるようになるのが、冒険者としての最初のステップだな。ハルトはカーバンクルの森でも十分にやっていけるだろう。安心してカーバンクルを探すと良い」


サクヤが僕にいろいろ教えてくれる。勇者が教えてくれる貴重な機会だ。聞き逃すまいと集中する。フロストヘイブンでは属性持ちは決して多くはなかった。レオは持っていたが、アレクやユートはまだ属性を得ていない。カーバンクルの森、属性の泉、時間がかかりそうだ。早くサクヤの後を追いたい。だけどサクヤの役に立つためにも、まずは地力を付けることに集中しよう。



「魔物の肉も美味しいけど、宿で食べる食事も美味しい」

「ああ。落ち着いて食事をとるのは本当に久しぶりだ。この宿は雰囲気も良いな」


食事を取りながら会話をするが何となくぎこちなくなってしまう。宿に入ったとたんにサクヤが顔を赤くして落ち着きがなくなった。普段が冷静なだけに不思議に感じた。少し考えて、お礼という言葉に気が付いた。その場だけの冗談と思っていたが本気なのかもしれない。急にドキドキしてきた。


「疲れているから今日はすぐに寝よう。森から帰って、買い物をして、そしてトレーニングまで。サクヤは頑張りすぎだよ」


「私は大丈夫だ。もっと過酷な旅が多かったからな。でもハルトが疲れているなら仕方がない」


ぎこちない会話のあと、少し残念な気持ちで部屋に移動する。部屋には布団が一組しかなかった。


「テントよりは広いしな。疲れているなら無理はしなくても良いぞ。お礼、私は何時でも大丈夫だからな」


「手を繋ぎたい。サクヤとあと少しでお別れと思うと寂しくて」


「ああ、私もだ」


サクヤの手は温かい。何となく嬉しくなる。サクヤが身体を寄せてくる。ドキドキして眠れなくなる。サクヤと目が合う。頷きあう。そして僕は大人になった。


お互い初めて同士だと大変だと聞いたことがあったが、昨夜はそれを痛感した。サクヤは痛みに強いからきっと我慢してくれたんだろう。やさしくしようと思ってもやさしくする方法が分からない。何が正しいか分からないまま、力ずくで一つになった。


緊張から解放された男女だ。一つになった後は繰り返しお互いを求めあう。最後の方にはサクヤも感じてくれたのがせめてもの救いだった。



「おはよう」


「おはよう。昨日はありがとう。その・・・」


「こちらこそ。お礼になったかな。恋人になるとか、そんな風に捉えなくて良いからな」


「サクヤさえ良ければ僕は」


「私の方がずっと年上だろう。それに私は魔王を倒すまでは自分を捨てているんだ。恋人は考えていない。だがハルトに守られて嬉しかったし、抱きしめられて幸せだった。今まで私に言い寄ってくる男は勇者の力目当てか、勇者の財産目当てだ。打算なく話ができた男はハルトが初めてだよ。だから私も嬉しかった」


僕は僕の感情が分からない。きっと強く惹かれているのだろう。だけどサクヤに付いていくのを厳しいと感じている自分がいる。サクヤが線を引くのであれば今は引き下がるしかない。冒険者を続けていればきっといつか隣に立てるだろう。


それから出立までの毎晩、僕たちはお互いのすれ違いを埋めるように抱きしめあった。



二日目、午前中はサクヤから剣術を習う。流れるような動き、先を読んでの対応、相手が複数いるときの心構えも教えてくれる。


「ハルトは筋が良い。人を観察するクセがあるのは悪くない。観察しすぎて出遅れることがあるが、猪突猛進よりずっと伸びる余地がある。


常に一対一という訳ではない。魔物が複数連れだって現れるのは当然だ。人でも徒党を組んで襲ってくることがある。焦らないこと、そして位置取りが重要だ。位置が上手く取れなくても、彼らに連携させない工夫ができればよい」


午後にはサクヤの提案で魔物の森の表層に潜る。午前中に習った無駄のない動き、相手をしっかりと見ること、見すぎないことを心に留めて魔物と対峙する。


痛い。最小限で躱したつもりだが、腕が傷がついている。大甲虫の角を躱しきれなかった。まだ僕のステータスだと痛みを感じる。


怖い、いつもの習慣でそう思う。だがそれは嘘だ。僕は甲虫なんて恐れていない。例え怖かったとしても立ち上がらないといけない、自分に言い聞かせる。そして再度向かってくる甲虫を切り捨てた。


「避けすぎだぞ」


サクヤから指摘を受ける。傷を貰った後、どうしても避ける動作が大きくなる。痛みに慣れなければならない。覚悟して躱す動作を最小限にする。敢えて受けていなすことも試してみる。痛いが覚悟していれば耐えられる。そして躱した後、受け流した後体勢を崩した魔物たちを斬り伏せる。


「良い感じだ。あとは魔物ごとの間合いを知ることができれば、もっと良くなる。稀に間合いで幻惑するやつらもいるが、おいおい慣れていけば良い」


アウウレア様から貰った水筒に口を付ける。服の傷はそのままだが、肌の傷が消えていく。力も漲る。そうだ、僕は世界樹の精霊からも応援してもらっている。怖がっていてはいけない、たくさんの切り傷を負いながらも僕は相手の攻撃を見切ることに集中した。


夕方にサクヤと市場に向かう。サクヤと僕の旅の準備だ。サクヤの冒険道具は収納箱に入っている。だから僕の冒険に足りない解体道具や野営のための道具、食糧確保のための罠作りの道具などを見立ててもらっている。サクヤが露天商と話し込んでいる。そのとき僕はあるものを見つけた。



「サクヤは魔王の呪いを知っていて、それでも魔王を倒したんだよね。最も臆病なものになると知ってて。それでも倒したんだよね」


身体を重ねたからだろうか、サクヤとの距離感も近くなった。会話もギクシャクしない。夕食を食べながら僕はサクヤにどんな想いで魔王を倒したのかを尋ねてみた。


「もちろん知っていた。覚悟もしていた。私のステータスであれば最も臆病なものは死ぬことはないだろう。だから私がまた一から鍛え直せば良いと思っていた。12歳で成人して20歳で魔王を倒した。あと10年努力してまた魔王を倒せば良い、そう覚悟していた。


正直に言うと怖かった。男どもに掴まれて蹴られたときはかなり動揺した。ハルトが助けてくれて、すごく嬉しかった」


「仲間を助けたらまた魔王を倒しに行くの?怖くても?」


「仲間には頼らない。もう迷惑もかけない。それでも私は魔王を倒す、そう誓っている。


私の父親は格好良かった。正義感に溢れ、人を助けることを生きがいとしていた。勇者になったとき、アウウレア様が夢でお告げをくれたと喜んでいた。そしてみんなのために魔王を倒すことを決意したんだ。


魔王は魔物氾濫を起こして、町や村の暮らしを破壊する。貴族は勇者を抱えていることが多いから、大きな街は滅多に襲われない。襲われてもお抱えの勇者たちが対応する。貴族たちは自分たちがリスクを冒してまでも魔王を倒すなんて考えていないんだ。だから、勇者に守られていない町や村の暮らしを守るためには、魔王を倒す必要があったんだ。


父は私が10歳くらいになったころには、半年に一度傷を癒しに家に戻ってくる程度になっていた。傷ついてもあと少しだと明るく微笑んでいた。その微笑みが大好きだった。


確かに父は魔王を倒した。そして反転の呪いを受けたんだ。勇者だった父はただの人になった。それでも町の人を助けようとして、大怪我を負った。私は領主様のところに走った。だが領主様は助けてくれなかった。閉ざされた門の向こうから聞こえてきた声は今でも忘れない。


“魔王を倒すなんて馬鹿なことをするからだ。魔王がいるから民衆は貴族を必要とし、勇者も安泰でいられるのだ。民衆を安心させてどうするんだ。身の程知らずの馬鹿な勇者が”


私は恨んだ。この世界を。みんなのために頑張った父が報われない。でも父は魔王の命を一つ取った、あと二つだと微笑んでいた。どんなになっても、父はこの世界が好きだったのだろう。だから私は恨むのを止めて、父の意志を継ぐことを決意した。


勇者となって辺境の村を訪れるとみんな不安で怯えているのを目にする。だから守らなければならないとも思う。反転の呪いは怖い。魔王に近づけば近づくほど怖くなった。だけど父の夢を失う方が怖いんだ」


僕とは逆の束縛だ。父親が立派すぎるんだ。でも今の僕にはサクヤを止める資格はない。そしてサクヤは前に進む資格がある。だから今は優しく背中を押そう。そして、その背中に追いついて、少しでもその重荷を持ってあげよう。


「頑張っているんだね。僕には辛さを吐き出しても良いよ。僕も手伝うから安心して」


そう言ってサクヤと手を繋ぐ。


「リン、賢者なんだけど、リンとは幼馴染なんだ。人付き合いが苦手で私しか友達がいない変人だよ。その娘が私の悔しさを絶望を見て、一緒に立ち上がると言ってくれた。どれだけ救われたことか。大切な友達なんだ。それなのに巻き込んでしまった。


聖女のユイは父が助けた少女なんだ。父が反転の呪いで力を失った後、呪いを解くために聖女になると誓った。聖女になったときには父が亡くなっていた。そして私に付いてくると言った。育った孤児院に全財産を寄付してきたから、私は亡くなっても大丈夫と強がっていた。強がっていたけど震えていた。私は父が助けた少女まで巻き込んでしまった」


みんな立派で眩しくて、そして切ない。


「絶対とは言えないけど、みんなサクヤと一緒に成長してきた仲間だから、きっと身を守る術は持っているよ。早く見つけ出して安心させてあげよう。僕も一緒に探すから」


僕はそういってサクヤを抱きしめる。落ち着くまで抱きしめる。


3回目の反転の呪いは僕が受けよう。臆病者の僕だけど、臆病者の僕だから臆病者に戻ったって平気だ。サクヤは僕が父から受けた恐怖の呪縛を解いてくれた。今度は僕がサクヤが父親から受けている呪縛を解こう。それが一番の恩返しだ。それを僕の新しい呪縛にして、魔王を倒そう。



3日目の朝に冒険者ギルドを訪れた。勇者としての活動報告や素材の売却を行う。サクヤは勇者の中でも有名であり、受付の人はひたすらに恐縮していた。


「定期的な報告は必要だけれど、反転の呪いが発動していることはユイやリンを危険にさらすから報告していない、だからまだ魔王は公式には倒されていないことになっている」


報告から戻ってきたサクヤが小さな声で教えてくれる。そして、ギルド内の施設の案内をしてくれた。


「ギルドにはお金を預けることもできるし、伝言を預かったり受け取ったりすることもできる。私とハルトの伝言板を作ったから、何かあったらギルドで連絡して欲しい。近況でも良いぞ。ハルトの成長を聞くことが私の励みにもなるからな」


「分かった。それにしても、ギルドっていろんなことができるんだね。薬草を買い取ってもらったことしかなかったから」


「そうだな。リンは珍しい素材の入手を依頼していた。魔法の触媒に使うんだと言って結構散財していたな。せっかくだから、商業ギルド、生産ギルド、酒場なども巡ってみよう。冒険者にとって必要な施設だ」



「商業ギルドでは冒険者ギルドで扱っていない品を扱ってくれる。この街に無い品でも割高になるが、頼むと取り寄せてくれる。貴族との付き合いに必要となる服を仕立てたり、贈答用の酒を買うのも商業ギルドに頼むことになる。


あと私はあまり好きではないが、人の売買も行っている。口減らしのために売られた子供や、借金のために身売りした大人たちなど、さまざまだ。ユイが孤児院で引き取ろうとしたが、人数が多すぎて諦めていた。いつか魔王を倒したら、みんなで子供を育てるのも良いかもしれないな」


「生産ギルドはいくつかに分かれているんだ。日用品、武具防具、ポーション、そして魔道具だな。この街は魔物の森が近いから武具防具やポーションを作る部門が充実している。


武具防具の手入れは自分たちで行うのが基本だ。だけど大きく凹んでしまった場合はギルドを頼ることになる。実際には職人の腕が大事だから、事前の情報収集と人間関係も大事になる」


「酒場はユイの独壇場だったな。リンは他の冒険者たちと話がかみ合わないし、私は固すぎるから、ユイが雰囲気を柔らかくして情報を集めていた。日常会話から自分の知りたい話に持っていく、酒をタイミングを見て奢る、情報収集にも腕が必要だったんだなとユイがいなくなって初めて気づいたよ。ハルトも苦手そうだな」


サクヤが僕にいろいろと教えてくれる。少しずつ覚えていこう。商業ギルドも生産ギルドも、そして酒場も人間関係からは逃れられない。勇気を、そう呟いて僕は隣のテーブルの男たちに話しかけた。


「面白い噂話を教えて」

「そんな質問はないだろう。それよりもそっちの姉ちゃんに酌をさせろよ」


とりあえず、勇気を出したがスキルも適正もないことがすぐに分かる。男たちは無視だ。絡んで来た手をサクヤが軽くひねると男たちはあっさりと大人しくなった。宿への帰り道サクヤと顔を合わせて笑った。話術も改善しないといけない。属性を得た後、リンとユイを探すのに人と話すことは避けて通れない。課題が分かったのは良かった。前向きに捉えよう。



4日目の朝、宿屋の裏手でサクヤと僕は一対一で向き合っていた。いつもより威圧感がある。サクヤが旅立つことが分かる。心を励まして怖さを抑える。一挙手一投足も見逃すまいと、サクヤを見つめる。初撃は躱す。だがやはりサクヤは強い。二撃目は躱せなかった。三度それを繰り返す。三度目は二撃目を受け止めることができた。


「目を閉じなかったな。大きな成長だ。また会えることを楽しみにしている」


泣きそうになる。尊敬するサクヤに褒められて嬉しい。だけど会えなくなることが悲しい。ごちゃまぜの感情を押し殺して僕はサクヤにロケットを渡した。世界樹の葉を丸薬にしたものを5つ詰めている。臆病だった僕の唯一得意である薬草採取、そして丸薬にすることは自分のために時々やっていた。それがサクヤのために役立つと嬉しい。


「ありがとう。私にとってハルトは特別だよ」


サクヤが僕を抱きしめる。頑張れ、すぐに僕がその隣に立つ。すぐに僕がサクヤの重荷を背負う。そう思って抱きしめ返す。10秒ほどだろうか、長く続いてほしいという想いは届かない。サクヤが僕から離れ背中を向けて歩き出した。


サクヤと会って一ヶ月も経っていない。大きく成長した一ヶ月は僕にとって大切なものだ。だけど、サクヤはずっと前を進んでいる。焦らずに、でもしっかりと前へ進もう、サクヤの歩みを見ながらそう決意した。

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