『星環文明開拓史 (スターリングフォークロア) ~【根源の魂たちが女神とその従者と造る百一の物語】より抜粋~』

@kozinoisi

序文

皆さん、初めまして。

原作者です。


1回目で早速最初に注釈を垂れる様で申し訳ないのですが、本作品は厳密には物語ではありません。


まず本作『星環文明開拓史』は

【根源の魂たちが女神とその従者と造る百一の物語】という物語群の一篇であり、

その物語群に共通した世界観を設定として

整理し、少しばかり物語モドキになるよう手を加え語っただけの些か味気ない代物であることを最初に御断りさせてください。


というのも残念ながら私には物語を物語として語るセンスが無かった(詩なら別だったのですが)ことに加え、元々本作品群は特定の契約者の【物語を造る】という意思に対して、

その制作の補助としての原案原作を

提案する設定だけのシェアードワールドとして

考えていたからです。

(90年代前後のゲームブックに近い感覚です。)


ことの起こりは今から27~28年程前にもなりますが、もともと産まれた時から(笑)SFヲタクモドキ(今もですけど…)だった自分が、あの1990年代当時も各分野共通してその苦境が伝わっていたアニメ制作者の境遇を見て(当時全く別の古典藝術業界に片足を突っ込んでいて制作補助として活動していた私がそれを事情から断念せざるえなかった頃)、もしかしたら…画くことは出来ても設定を考える時間の乏しかったり、演ずることは出来てもシナリオを

考える時間が少なかったりする制作者(後には広義のクリエイター)に“自分だけの物語造り”をサポートできたなら

それは苦境を脱する一助にならないか?

と(何故か思ってしまい、まあSF好きのただのヲタクにはそれがどれ程途方もない遠大な試みであるとは…わかっていてもわかっていませんでしたが)、以降は(副業としてホームレスからお客様苦情センターまでの職歴を刻みつつ(^_^;)私、人間としては蛆虫以下、生命に意味がなく、生に意味がなく、いつ死んでも誰も知らない、そんな無意味そのもの。ただ…だから良く見えるのかもしれません。)その為の物語の原案を数千数万と提供できる様な物語つくる背景プラットホームを作れないかと思い立ったのが原点です。

(この当たりのお話しは以前ツイッターやnoteに書いたこともあり、プロトタイプの設定などあげたこともあります…失敗、断念続き。)


最初に名付けたその仕組みは

『世界物語機構』といいますが

(休止中のホームページが同名)、本作品には

まず30年近く前に着手した原点となる物語があって、今はそれが名前を変え、

副題【根源の魂たちが女神とその

従者と造る百一の物語】(今回やっと題名を決め直しましだが、な、長い…『魂たちの造物詩』とかに変えようか)という

シェアードワールドに。

…いずれ全てを

同人誌に纏めるつもりで続けていますが(苦笑)、私もあと何年いきられるか分かりませんし、参考にした偉大な先達の作品を紹介したかったし(笑)。


それに昨今はその偉大な、失うべからずの足跡を食い散らかす生成AIのような“人間権利の侵害”を強いる反社会的な(人間の)全体化の仕組みも跋扈しています。

あれは人権と表現を侵害する仕組みであって、それこそ文字、イラスト、写真、造形、文章、演技、音楽、歌、そしてアニメーション等の表現の分野を皮切りに、個人国家の情報にいたるまで、その全てを無断に学習し、権利を侵害し続ける。

それは間違いであって、人間の権利を貶め、プログラムである生成AIの“支配に権利を持たせる”愚行であるのですが、それで人間を管理するを許してはならないのです。

(ですので規約とは別に、当作品群は生成AIが関わる作品制作を一切拒絶します。もちろん無断を含めたあらゆる学習も同じくです。)


そんなもんで、私の砂粒の様な発想も

人間として、誰かの貴方のその心と手でなにかをつくる為の一助になればなあと…

今回はその一篇である『星環文明開拓史』を物語群の共通設定とともの紹介してゆこう決めました。


予定としては最初の数回で【根源の魂たちが女神(オルファヌス)とその従者(アーベン)と造る百一の物語】の共通設定を発表し、それが終わりましたら本作品「星環文明」とはなんなりや?(笑)をその文明において何が始まり、何が失われたのか。どうして現世人類がなぜ生まれそれまで持っていた様々な特異な力と「時間のある永遠」を失ったのかなどの作品の根幹をあげます。


また関連する設定として、“月の地底都市”とそこに今も残る“大樹”の話、世界に流れる“時間と歴史の記録者である吸血鬼たち”と彼女たちの運営する“図書館”の話、最初の“吸血鬼「ファーストヴァンパイア」”の話、現在まで続く“魔法使いと魔術師の関係と役割”の話、

太古の“魔法帝国”の馴れ初めと“末裔たち”の今、星環文明の発掘を専門とする“発掘屋”の一団の話などがラインナップでしょうか。


また本作品以前の物語では旧人類と箱世界が生まれるまでを画いています(つまり本作品は人類が生まれた後の物語)が、それらもいずれ纏まったら作品群の一環として発表したいです。


それでは次回…第一回目は共通設定である『歴史改変』と『時間移動』についてお話ししましょう。


では次回までm(_ _)m、m(_ _)m、m(_ _)m。


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