PSI学校
「知を求めよ。恐れを捨てよ。世界は、その手で書き換えられる。」
概要
アルファ帝国に唯一ある魔術学校。
魔術の発展と魔術師の地位向上が目的のため入学条件は存在せず、試験を受けなくても入学金と7年間の学費を一括でさえ払えば種族、身分を問わず入学することができ、試験を受けて優秀な成績を取れば入学金や学費がある程度免除される。
魔術以外にも通常の学校としての授業や、商人向けの算術課や軍人向けの軍学課など、さまざまな立場や目的に合わせた授業を行っている。
在籍期間は7年間で、卒業するのはとても難しく生徒数が1万を超えるのに対して卒業生の数は毎年約50名程度。卒業すれば帝国騎士団一次面接をやらなくて済む。
■学年別年齢とその主な訓練内容
1年 11歳 基本弱魔物討伐(スライム、ゴブリン、コボルト)
2年 12歳 特性覚醒化訓練
3年 13歳 能力覚醒化果訓練
4年 14歳 基本中魔物討伐(トロール、リザードマン、グール)
5年 16歳 対人用護身術
6年 17歳 特性応用能力訓練
7年 18歳 特化能力化訓練
「知を求めよ。恐れを捨てよ。世界は、その手で書き換えられる。」
帝国魔術の礎として掲げられるこの校訓は、アルファ帝国唯一の魔術専門教育機関、
建校以来、PSIは国家における魔術の研究と発展、そして魔術師階級の社会的信頼の確立を使命としてきた。
現在では帝国最大規模の教育機関として知られ、在籍者は実に一万名を超える。
■身分も種族も問わない“開かれた学校”
PSIの特徴のひとつは、入学条件がまったく存在しない点である。
種族・身分のいかんを問わず、入学金と7年間の学費を一括納入すれば、誰でも門を叩くことができる。
一方で、筆記・魔力量測定・実技を含む入学試験も別途実施されており、優秀な成績を収めた者は学費免除や減額措置が受けられる。
ただし、免除資格は成績不振によって随時剥奪されるため、学生間の競争は熾烈を極める。
■卒業者は毎年わずか約50名
在籍数は一万名を超えるが、卒業できるのは毎年およそ50名ほど。
実戦形式の訓練の過酷さと、帝国基準の厳格な評価が理由だ。
卒業者には「帝国叡智勲章」が与えられ、さらに帝国騎士団の一次面接免除という特権が付与される。
若年で国家に仕える騎士を目指す者にとって、卒業は最大の目標といえる。
■学年別 主訓練内容
PSIは7年制を採用し、魔術・通常教科・戦闘訓練を総合的に学ぶ。
1年(11歳)基礎戦闘と弱魔物討伐
スライム、ゴブリン、コボルトなど、基礎的魔物を対象とした実地討伐を通じ、
魔力操作や魔術発動の初歩を身につける。
2年(12歳)特性覚醒化訓練
生徒それぞれの特性を解析する“紋様検査”が実施される重要な期間。
その素質を引き出す基礎訓練が行われる。
3年(13歳)能力覚醒果訓練
能力の覚醒を目指す。
精神負荷の高い訓練が続き、脱落者が増える学年でもある。
4年(14歳)中級魔物討伐
トロール、リザードマン、グールなどの中級魔物を討伐する実戦演習を実施。
小隊単位の統率や役割分担が求められる。
5年(16歳)対人用護身術
ここからは対魔術師戦も視野に入れた訓練となる。
魔術防御、結界運用、近接武装術など、実戦的な技能を学ぶ。
6年(17歳)特性応用能力訓練
習得した特性を戦闘のみならず生活・工学・医療などへ応用する高等課程。
多重発動や複合魔術の習得が核心となる。
7年(18歳)特化能力化訓練
最終学年は、自身の能力を特化能力へ昇華させる総仕上げの期間。
卒業試験は国家機関から与えられる個別任務の達成が条件となる。
■魔術だけではない、多様な学科構成
PSIは魔術学校でありながら、以下のような一般・専門教育も充実している。
*商学課(商人・工房主向け)
*軍学課(軍属・騎士団志望者向け)
*通常学科(読み書き・算術・史学)
帝国内で広く活躍できる人材の育成を目指す体制だ。
■ 巨大な全寮制施設
希望者は寮に所属し、学年ごとに別棟で生活する。
訓練区域は都市一つに匹敵し、校舎全体が多重結界で覆われた半ば軍事施設のような構造となっている。
-寮は学年ごとに区分
1〜3年:4人部屋
4〜5年:2人部屋
6〜7年:希望者は単独部屋
■ 帝国魔術の未来を担う場所
卒業率の低さ、苛烈な訓練、膨大な研究資料。
その全てが、PSIが帝国随一の魔術教育機関であることを示している。
魔術の才能を持つ者にとって、PSIは挑戦であり、舞台であり、登竜門である。
1年生
-カウル・アルファ
5年生
-イクス・アルファ
-リン・アルファ
-デゥーク
-ジェル
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