第13話精霊界の出入口がある国家レディオン共和国連邦
レディオン共和国連邦、この国は精霊界へと通ずる出入口があるだがその精霊界へ行くには極めて困難で
理不尽な試練待ち受けるそんなレディオンサスブルク大陸を治める国レディオン共和国連邦。
~~アカスイ視点~~
アカスイ、彼は旅をしながら技術科学者として旅路での研究をおこなっている。
だが実質的に彼の目的は技術科学者としての研究という名目で旅をおこない世界を渡り歩くことを目的としている。
彼は精霊界が気になりつつも一回試練に挑戦したけど一番目の試練で失敗して何回もしたが一番目の試練で何度も失敗して諦めて、
精霊界についての情報収集をおこなうことにした、レディオン共和国連邦首都レスガナの図書館へと来ていた。
彼は精霊界についての一冊の本を手に取ったそこにはこう書かれていた。
「精霊界はレディオンサスブルク大陸に一つしかない出入口があり精霊界に行くためには精霊界の砦である10の試練を突破することであるが
力の試練から理不尽な試練まで通らせれる者はごく少数だがこの試練を何万回も突破して精霊と契約して精霊と結婚した者がいるその者は
レディオン共和国連邦指導者レデオンである、レデオンは超変態という称号を精霊界に行った際に貰いレデオンは精霊界との交流を活発化させた」
アカスイはその情報を見てこう呟いた。
アカスイ:「…本当にこの国の指導者は人間の中の化け物だな…」
更に彼は過去の試練突破者の記録を見たそこには試練突破したのはレデオンのみとされていて
精霊界に行ったら生きる保障は全くないというアカスイはそれを見てこう言った。
アカスイ:「レデオンに聞くしかないのか…?」
するとアカスイの背後に音もなくレデオンが現れてアカスイに向かって言った。
レデオン:「どうしたんだい技術科学者のアカスイくん」
アカスイはびっくりして恐る恐る後ろを見たそこにはレデオンがいた。
アカスイ:「あの…命だけは助けてください…」
レデオン:「何言ってんの?呼んだから来たんだよ」
アカスイ:「じゃあ聞きますけど…精霊界ってどんな所ですか?」
レデオン:「試練は鬼畜そのものだけど精霊界に着いたらそこは精霊の楽園、
そこは精霊王と精霊女王に対しての冒涜は追放接触は肉片で精霊界の精霊や資源を乱獲すると男は女になり精霊に変わり女も例外なく精霊になる
ただ試練が厳しくて俺しか行ける者がいないそういう世界で精霊界はこのネェイトガイアにおける一つの世界の形だ」
アカスイ:「随分詳しいですね…」
レデオン:「何万回も行って更には妻である生命の精霊から精霊界の情報を聞いているからな!それに俺は記憶の精霊とも契約している」
アカスイ:「それって外部に漏らしていい情報なんですか?」
レデオン:「もう世界中に公表しているが今まで精霊界へ行った者は俺と精霊界に住む資源をレディオン共和国連邦に配送する猫耳族以外精霊界の試練で躓きまくり諦めていったからな」
アカスイ:「えぇとレデオンさんが人外レベルということはわかりましたけど…精霊界に住む資源配送する猫耳族とはなんですか記録に載っていなかったんですけど…」
レデオン:「そりゃあ残らないだろうなあの猫耳族達は何千万回も試練突破している常連だからなあいつらが凄いのは行き来する時毎回試練を突破していることだ」
レデオン:「知りたいのはこれぐらいか?」
アカスイ:「知りたいのはこれぐらいですありがとうございました」
レデオン:「そうか、じゃあな」
レデオンは去っていった、アカスイはこう呟いた。
アカスイ:「流石レディオン共和国連邦が誇る世界最強の人間にして兵器そのものだな…」
彼は精霊界にいる、猫耳族がビルグリアランド連合王国にいる猫耳族とは何が違うかを知りたくて
大技術科学者でありレディオン共和国連邦の主人公の一人であるカトラの研究所に向かった。
カトラがいる場所はレディオン共和国連邦首都レスガナの中枢区の大技術科学者カトラがトップを勤める
国がスカウトした研究者が沢山いる宮廷へとアカスイは到着した。
彼は研究専用宮廷の中に入りするとそこは研究者である技術科学者達が部屋を行き来していた。
アカスイはカトラがいる執務室へと向かい到着して執務室にはカトラがいた。
カトラ:「アカスイ、何の用ですか?」
アカスイ:「ビルグリアランド連合王国にいる猫耳族と精霊界にいる猫耳族の違いとどのように運んでいるのかを聞きたいんですけど…時間あります?」
カトラ:「少しならありますので教えましょう、まずビルグリアランド連合王国と精霊界の猫耳族は分類的には同じ人類ですが
身体能力に大きく違いがあります、ビルグリアランド連合王国の猫耳族は暗殺に長けている隠密性が高いのに対して精霊界の猫耳族は素早さが異常に高いです
僕の研究所に所属している研究者は精霊界の猫耳族は全力で逃げて試練を避けまくるということが判明しました特に10番目と9番目は全力で逃げて潜り抜けるということが重要という研究結果が既に出ています」
アカスイ:「なるほど…立ち向かうのではなく逃げるんですね違いもよくわかりました」
カトラ:「はい、逃げるは別に愚かな行為ではありません戦略的な行為です」
アカスイ:「教えていただきありがとうございました」
アカスイはカトラの研究所から出て精霊界の出入口がある所へ向かった。
精霊界の出入口がある場所へと到着すると丁度、精霊界の猫耳族が資源を配送して置いていた。
アカスイはその猫耳族に話しかけた。
アカスイ:「あの…一緒についていっていいでしょうか?」
彼が話しかけたのは猫耳族輸送組織ゴールデダイヤのリーダーゴルナであった。
ゴルナ:「無理だね」
アカスイ:「なぜですか?」
ゴルナ:「お前は私たちの足手まといになり置いてけぼりになるだけだ」
アカスイ:「そ、そうですよねでも一緒にいきたいんです!」
ゴルナ:「その一緒ってのは協力して突破するだろう?いいかこの精霊界へ行くための試練は1から10まで順番ずつ誰かが試練を選択せず突破するんだよだけどその試練は一人で突破しなくてはならない私たち輸送組織は協力を一切せずに毎日突破している」
アカスイ:「それでも…一緒に行きたい…です!」
ゴルナはそのアカスイのしつこさに少し怒りを覚えてこう言った。
ゴルナ:「あぁいいだろう連れていってやるがそのせいでお前は精霊界のタブー・禁忌である試練を不正して突破とされて接触したら即死する殺害不可能な生物が300体の迷宮に一生閉じ込められてもいいんだったらな連れていってやるよ」
アカスイ:「…わかった一緒に行かないよ」
ゴルナ:「それでいい」
ゴルナ率いる輸送組織ゴールデダイヤは試練に向かって突撃してありえないスピードで駆け抜けていった。
一人出入口前に取り残されたアカスイは精霊界へ行くのを断念してレディオン共和国連邦首都レスガナに戻っていった。
だが道中、アカスイは二人の黒いフードを被った人物と出くわすその姿は二人の姉妹で猫耳が見受けられた。
アカスイ:「ビルグリアランド連合王国の猫耳族…?なぜここにいやお前ら二人は暗殺者か…逃げるしかない!」
アカスイは全力で逃げたが一人がアカスイの足を短剣で切り落とした後もう一人が短剣で首を切り落とした。
アカスイは死亡した、二人の猫耳族姉妹暗殺者はこう呟いた。
姉妹暗殺者二人:「ターゲット暗殺完了、任務完了」
二人は颯爽と帰っていった。
アカスイはあっけない最後を迎えたのだった。
~~カトラ視点~~
カトラ、レディオン共和国連邦直属の大技術科学者であり宮廷という研究所を構えている。
彼はアカスイ暗殺依頼を密かにビルグリアランド連合王国の姉妹暗殺者二人に高額で依頼を出していた。
依頼を達成した、姉妹暗殺者二人がカトラの下へ来ると報告した。
アセビ:「暗殺対象、アカスイを暗殺成功しました」
アツモソ:「周囲に誰もいなかったため私ら二人が殺したことはばれていません」
アセビが姉でアツモソは妹、ビルグリアランド連合王国の姉妹暗殺者であり目的は暗殺依頼を受けて暗殺対象を暗殺すること
至って単純な目的でありカトラはアセビとアツモソに報酬をあげて二人は颯爽と立ち去っていきビルグリアランド連合王国へ帰っていった。
カトラはこう呟いた。
カトラ:「アカスイ、奴は一緒に研究していたのに突然研究から逃げ出して何度も20日間連続で精霊界の試練を失敗し続けて
遂には研究成果を忘れたかのようにビルグリアランド連合王国の猫耳族と精霊界の猫耳族の違いを聞きに来たあいつ…
違いについて研究してアカスイ自身が研究成果を出しただろうが…あいつは殺して正解だったあのままだったら精霊界の関係に亀裂が入るとこだった」
ここで解説を入れさせてもらうと、初登場時のアカスイは精神に異常がありカトラの言い分通りにあのまま
精霊界の試練に挑んだらあの試練の中には精神を崩壊させる音に六時間耐えるという試練がありこの試練に受けていたら
間違いなくアカスイは精霊界で精霊と資源を乱獲してから精霊の女性になったとしても精霊王と精霊女王に接触して肉片化した。
はっきり言ってカトラのアカスイ暗殺は正しい、あのままアカスイが問題行動を起こしまくって精霊界との関係に亀裂が起こって戦争になるとこだった。
だからカトラの発言は単なる理由付けではないちゃんと考えた結果練りだした結果だった。
ちなみにカトラが暗殺依頼を出すのがこれで最初で最後であった。
~~テイガン視点~~
テイガン、彼は化学者にして薬局を営んでいるがほとんど移動しながらの薬の販売となっている。
レディオン共和国連邦首都レスガナの冒険者ギルドにテイガンは大量の薬を渡していた。
テイガンは受付に向かって言った。
テイガン:「これが、依頼された薬だ」
受付:「はい、確認しますね」
受付は冒険者ギルドが受注した薬を受け取りテイガンに報酬を渡した。
1万ゴールドを受け取ったテイガンは冒険者ギルドを出て経営している薬局に帰っていった。
彼の薬は暗殺者や精霊界には関係していないただ民を救うための薬だ。
~~アジュガとアスチルベ視点~~
アジュガとアスチルベの二人は冒険者ギルドの職員であるがアスチルベは国際統合冒険者ギルドの幹部職員だ。
アジュガは冒険者ギルド職員としてアスチルベは国際統合冒険者ギルドの幹部職員としてレディオン共和国連邦の冒険者ギルドの職員として働いている。
彼女ら二人は物語的には目立たないものの裏で働いてくれるだろう。
~~カトラ視点~~
カトラはレディオン共和国連邦指導者レデオンに呼ばれて中央宮殿に来ていた。
レデオンはカトラに向かって話しかけた。
レデオン:「君はアカスイを殺すための暗殺依頼を出したね?」
カトラ:「はい、出してアカスイを殺しました」
レデオン:「そうか…君に5ヶ月の謹慎を命じるだがアカスイを止めれて俺は良かったよ」
カトラ:「何が良かったのですか?」
レデオン:「アカスイは俺の次ぐらいに精霊界に詳しいはずなのに何故か俺に精霊界のことを聞いてきた俺が教えたのはアカスイがわかっていたことだったのに」
カトラ:「そうですね、俺も不思議に思いましたアカスイがレデオンさんを除いて研究者の中で一番詳しいはずなのに」
レデオン:「とりあえずだ、五か月の謹慎を与えるしカトラの部下の研究者達に二ヶ月の休憩を命じる」
カトラ:「なぜ?俺の部下までですか?」
レデオン:「アカスイみたいに精神に異常を起こしたらダメだからな」
カトラ:「わかりました、指示しておきます」
レデオン:「そうしてくれ、それと二か月分の給料も出しておけ」
カトラ:「はい」
カトラは中央宮殿から出ていってカトラの部下達の研究者達に二か月分の給料と二か月分の休みを与えてカトラは謹慎で五か月間外出禁止になった。
カトラの謹慎期間中、二ヶ月が経ってカトラの部下の研究者達が休日を終わらせてカトラが進めている研究を開始した。
三か月後にはカトラが帰ってくると研究達が寝ていた、カトラはこう言った。
カトラ:「お前ら頑張りすぎだろ…」
彼は研究者達を寝かせたまま自分の執務室に戻るとそこでも研究者達が資料の前で寝ていた。
カトラはしょうがなくまだ終わっていない研究を見てみるともうカトラが進めていた研究が終わっていた。
カトラ:「俺が進めていた研究が全て終わっている…だから寝ているのか…俺も少し寝るか」
彼はそのまま寝た。
4時間後にはカトラが起きて研究者達が忙しく研究をしているのが耳に聞こえる。
カトラは通信魔法で宮廷にいる研究者達に向かって言った。
カトラ:「諸君、休み休み研究をしてくれあまり無理をされたら困る」
カトラはその放送が終わった後アカスイが残した精霊界の研究を始めた。
その資料には精霊界とビルグリアランド連合王国の猫耳族違いと精霊界がどんな場所なのかなどアカスイがレデオンやカトラに聞いた情報がある。
カトラは一人でその研究について進めることにした。
カトラ:「アカスイは確かに優秀だったがまさか疲労で精神異常になるとはこれからは気を付けないとな…精霊界との関係を崩さないためにも」
彼は精霊界の研究をするがアカスイが調べた以上の情報が出てこず精霊界に行くしかないという結論を出す。
カトラはその結論に頭を抱えて呟いた。
カトラ:「行くのか?…行くしかないのか?あの鬼畜な試練に挑むのか…?」
彼は迷っていた、だが答えはすぐに出た。
カトラ:「行こう」
アカスイが成し遂げれなかったことを彼はやろうとしていた。
カトラは精霊界の出入口である10の試練がある洞窟前へと来ていた。
入るとまず力の試練タイタンブルト、四体の巨人兵を撃破する必要がある試練。
カトラは短剣で挑むことにしたが巨人兵はオリハルコンの剣を振りかざしてカトラは直前で短剣で防御するも
三体の巨人兵が追撃でカトラに攻撃して三等分に切られてしまい死亡するもこの試練は死んだら出入口に戻されて最初からとなるので
カトラは出入口に戻されてもう何度も挑むが失敗し続けて2か月後にはようやく四体の巨人兵を討伐して次に進む。
二番目の試練はトラップクステル、矢が降り注ぎ毒の霧が発生するトラップが四方八方にあるこれを走りきる試練である。
カトラは身体中に弓矢を受け毒の霧を吸いつつ走り切って二番目の試練を突破した。
弓矢は無くなり毒の効果が試練を突破時に無くなり回復するもカトラはこの試練で瀕死に追い詰められていた。
三番目の試練はデスラン、死ぬ可能性が30%なトラップ達が待ち構え通ったら撃ってくる走り続けるのが重要な試練である。
カトラは走り続けたがトラップに命中し続けて突破するのに3か月後も生じてなんとか突破した。
彼の身体と精神は三番目の時点でボロボロであったがこの試練は容赦しない。
四番目の試練はアスレチック、落ちたら串刺し一歩進むごとに苦労する。
彼は何度も落ちて串刺しになりクリアするのに4ヶ月もかかった。
五番目の試練はジバク、常に爆破する矢が追尾してきてカトラは何度も死んでやり直しをして3ヶ月で突破した。
六番目の試練はホウカイ、精神が崩壊する音を六時間も耐えなければいけない。
カトラは真っ白な空間に入り精神が崩壊する音を聞き続けた。
六時間が経った頃には意識と意志が崩壊し自分が何を目指してるのかを忘れ何も考えられなくなり目の光が消えた。
六番目の試練を突破すると精神が少しだけ回復して七番目の試練に突入した。
七番目の試練は自然の試練インセハフンカ、隕石と津波とマグマが迫ってくる試練だがこれは全力で逃げて突破した。
八番目の試練はボウガイ、アスレチックだがハンマーが奈落へと落としてくるこれは1ヶ月で突破した。
九番目の試練はゲッタン、踊ってくるおっさんが迫ってくる試練だが触れたり攻撃したら即死。
カトラはおっさんを最初は攻撃したが即死してこれはなんとか500回繰り返して突破した。
10番目の試練はオールスター、今までの試練が押し寄せてくる最も理不尽な試練である。
四体の巨人兵と戦いながら毒の霧と降り注ぐ矢と常に爆破してくる矢と踊ってくるおっさんから全力で逃げ続けて
精神が崩壊する音を六時間耐えなければならず更には隕石・津波マグマからも逃げないといけずアスレチックを
妨害されながら突破しなければならずこれで一番鬼畜なのは全てがもれなく追尾してきて絶え間なく降り注ぐということである。
カトラは何度も死に続けて突破するのに試練の中の時間だけで20年もかかりこれは試練の中だけであって試練の外では一時間しか経っていない。
ようやくオールスターを突破したカトラは精霊界に辿り着くとカトラの目にはもう生気はなくそのまま気絶した。
一時間後には立ち上がり周囲を見渡した、そこは精霊界フルブレイガ北部地域であった。
水色と白色が基調とされている景色でダイヤモンドや金が剝き出しになっていて精霊界の猫耳族が住む集落があり
生物の精霊、資源の精霊、理想現実の精霊がいた。
カトラはその光景を見て感動より酷い疲れと眠気を感じた。
カトラ:「…ハハハようやく着いた…」
彼はそのまま倒れて過労によりカトラは死亡した。
~~レデオン視点~~
レデオンはカトラが試練突破後に死亡と彼の妻の生命の精霊から受け取りレデオンはこう言った。
レデオン:「…なんでカトラ行ったんだよ…精霊界に行ってカトラの死体回収しなくちゃな」
彼はそのまま立ち上がり精霊界の出入口の所到着して試練を颯爽と1~10まで簡単に突破して精霊界にたどり着いた。
レデオンはカトラの死体を見ると担いでそのまま試練を走り抜けて突破しレディオン共和国連邦に辿り着いた。
すると彼はカトラの葬儀をせずにそのまま担いでネアストポリア神王連邦国に海を歩いて行きネアストポリアの首都ネストアポリスで
光神でもあり大神官でもあり教皇でもある、アゲラタムの所へ爆速で来た。
アゲラタムは平然としておりまたかという気持ちが混じっていた。
レデオンはカトラの死体を降ろしてアゲラタムに向かって言った。
レデオン:「こいつ、蘇せてくれない?」
アゲラタム:「いいけど…また?いい加減に精霊界を立ち入り禁止にしたら?これで何人目です?」
レデオン:「うーん、432万人目?」
アゲラタム:「蘇生はさせますけど精霊界の立ち入り禁止はしなくとも国民に注意喚起してください」
レデオン:「前にもしましたけど国民ではなく外部の奴らや研究者が入るんですよ!」
アゲラタム:「では国際的に勧告してください」
レデオン:「はい」
アゲラタムは慣れた手付きでカトラを蘇生させた。
カトラは起きたがレデオンがそのまま担いでアゲラタムに向かって言った。
レデオン:「では、また会いましょう」
アゲラタム:「できれば来るなよ」
レデオン:「まぁそうするよ」
レデオンはそのままカトラを担いだままレディオン共和国連邦へ帰っていった。
レディオン共和国連邦首都レスガナに到着するとレデオンはカトラに向かって言った。
レデオン:「カトラ、次は無いからな二度と精霊界に入るな」
カトラ:「わかりましたけど理由だけ聞いていいですか?」
レデオン:「あの試練を通った者は精霊界に住む者と俺以外は精霊界に到着した瞬間に疲れが一気にきて過労死するからだ」
カトラ:「なるほど了解しましたではもう精霊界の研究をやめるとします」
レデオン:「あぁそうしてくれ」
カトラは精霊界に行くのをやめて科学技術者のやることである技術の研究をすることにした。
レディオン共和国連邦編は終了するが度々登場するだろう。
第十三話精霊世界の出入口がある国家レディオン共和国連邦-完-次回第十四話15人の主人公がいる国家ビルグリアランド連合王国
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