女子小学生さん、なぜか僕の家に入り浸ってしまうwwww#メスガキ#ざこのおにーさん#shorts

かぎろ

「おにーさんちの合鍵、友達のみんなに配れるくらいにいっぱいつくったよ♥」

 お隣さんである須垣すがきさんちの『みあ』ちゃんは圧倒的に生意気な小学四年生の女の子! きょうも僕の家に勝手に入ってきて、勝手に僕のベッドを占領し、勝手に漫画を読んでいるのであった!


「あははははっ! あー、おもしろーい♥ おにーさーん、このマンガの続きはー? 最新刊発売してたよね?♥」

「明日Amanozから届くよ。というかまたいつの間にかうち来てる……」

「おにーさんちの合鍵、友達のみんなに配れるくらいにいっぱいつくったよ♥」

「こわいね」

「鍵の業者に怪しまれた♥」

「それはそうなんだよね。ていうか合鍵は没収だよ没収。可愛いから許したくなるけどダメ」

「やだもーん♥ でもぉ、どーしてもって言うならぁ……♥ みあと腕相撲で勝負しよ♥」

「お! 僕が勝ったら合鍵を手放してくれるの?」

「うん♥ その代わり、みあが勝ったら、おにーさんの頭なでなでして『かよわい女の子に腕力で敗北して情けないでちゅねー♥』ってめっちゃ煽るね♥」

「最高じゃん……」

「いくよ♥ れでぃー……ふぁいっ♥」

「オラァッ!(自ら腕を逆側に倒して敗北)グワー負けた! これでは煽られてしまう! ちっちゃな女の子に大人の僕が煽られるなんて! でも仕方ないよね! 勝負の世界は残酷! 弱肉強食、それがメスガキサバンナの掟! さあ、みあちゃん僕を可愛く煽り、罵ってくれ! 僕が二十一年間積み上げてきた人としての尊厳を瞬く間に破壊してくれ! その柔らかな唇で清らかなる罵倒を紡ぎ出してくれ! ウオーッ!」

「え、と…………(ふつうに引いている)」

「オ゛…………(反応に困られるという新たな性癖が開花した時の声)」

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