第15話 「仙台&東北銘菓ベスト集 その1」

実家から、仙台に戻って来ました、よっこらせ。


仙台は、本当に美味しいものが多いです。

また暫くは、仙台もしくは東北懐かしグルメ紹介になってしまいますが、そこはそれ美味礼賛の精神を貫ぬかせていただきます。


今回紹介するのは「銘菓」です。

お土産にご贈答にお勧めするお菓子の類です。


仙台で一番有名な「銘菓」と言えば、やっぱり「アレ」かなあ。

あの黄色くてフワフワした「アレ」


の話は、まだ紹介しません。

「アレ」語りだすと長いので、また後の機会に。


私も宮城から離れて、27年経ちます。


その間に、産まれて来た銘菓、絶えてしまった銘菓、色々ございます。


なのでこれから紹介するのは、私が仙台に住んでいた

主に90年代に食して印象に残った銘菓となります。


1.乳いちょう

製造元「こだま」

この銘菓はもうありませんが、「こだま」はございます。

こだまのメイン商品は「どら焼き」で、これも本当に美味しい。

餅が入っていて小倉餡との相性は抜群です。


「乳いちょう」は、宮城野区にある樹齢1200年の銀杏の樹がネーミングの由来です。

どんな菓子かと言いますと

見た目はお饅頭ほどの大きさの黄色のフワフワしたスポンジで

中には滑らかなカスタードクリームが入っていて

中心にはなんと、ホイップクリームが入っている!!


いわゆる三重構造です。


もちろん大変美味な菓子でした。


ん?


「アレ」に類似していないかって?


うん、凄く似ているね「アレ」と


「萩の月」に非常に似ていた菓子でした。


もしかすると味は「萩の月」より上だったかもしれません。

表面の生地も細かいし、中のクリームも滑らかだし。

ホイップクリームまで入れてしまう細かい仕事。


値段は、萩の月が100円で乳いちょう120円でした。


ただクリームが美味しいけど普通のカスタードクリーム

萩の月のクリームは独特でした。


製法が細かすぎたのか、知名度が弱かったのか

「乳いちょう」は、90年代に販売を終了しました。


2.臥龍梅がりょうばいさと

製造元「ことぶき三色最中さんしょくもなか本舗ほんぽ

これは造りの細かい銘菓でした。

実家に帰省の際、何か真新しい菓子でも土産にと探してなんとなく買いました。


実家で、母と食べて驚きですよ。

この菓子の作り方を、記憶に基づいて説明しますと。


・青梅を、程よい甘さで柔らかく煮ます。

・練り切りの白餡と、細かく刻んだ寒天を混ぜ合わせ

 それで梅の甘煮を包みます。

・その表面を、ほのかな甘さの寒天と餅と日本酒少々を混ぜ合わせた物で包みます。


な ん だ こ の 三 重 構 造


見た目は、ちょっと洒落た和菓子です。

色は寒天の色が桃色と黄緑色の二色。


味は、この丁寧な三重構造ですから美味しくないわけがない。

小さな菓子の中に、複雑な味と食感が混じって一体化しています。

値段はお一つ120円。


一時期は、私も母もハマってまして

母なぞは

「また買ってきて!!臥龍梅がりょうばいさと買ってきて!!」

と、電話から届く声が必死でした。


この「臥龍梅の郷」も、2000年代には見かけなくなったと思います。


なお、製造元の「ことぶき三色最中さんしょくもなか本舗ほんぽ」ですが

その名の通り、一つの最中に三つの餡が入っていた「三色最中」が看板商品で

1931年に創業した老舗の一つでした。


2025年4月1日に事業停止し、破産申請に入たという事です。


今でも覚えているんですよね、CMソング。


ひとっつ食べても おいしさみっつ♪

こっとぶき こっとぶき こっとぶきの

さーんしょく もーなーかー

だぁぃすき


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