文章ってかっこいい
私は常々かっこいい人間になりたいと思っている。
私の思うかっこいいの一つに、「文才がある」というのがある。
文才があることの定義は未だに私もわからないが、読んでいて素敵だなと感じるような文章を書ける人に出会うと、感動と嫉妬を覚える。
文章の素敵さは語彙の多さやその人のそれまでの経験、多角的な視点や表現力など、実に様々な要素があると思う。
私は特に語彙力がある人に魅力を感じ、尊敬する。
人々が使う言葉は時代と共にうつり変わり、価値観や、物事の判断基準も変化する。人間の長い歴史の中では当たり前なことだろうと思っているし、その変化に良いも悪いもないのだろうと思う。
しかし、心の機微や人の感性を繊細に表現することができる日本語の美しさが失われていってしまうのは少し寂しい気もする。
「やばい」とか「エモい」とか、色々な気持ちが包括されるような言葉は汎用性が高く非常に便利で、私も生活の中でつい多用してしまうが、その時その時で感じた気持ちを、できることなら余すことなく表現できるような語彙と表現力を身につけたいと思う。
そんな私が目指す姿に、今の私より近いと感じる人のことを、私は文才があると感じ、かっこいいと感じているのだと思う。
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