編集済
線の海への応援コメント
どういう訳だか、私は彫り物を入れた方との縁が多く、彫った時の話なども聞いていたので興味深く読ませていただきました。
相違点はさておき、主人公が描きたかった線というのは紙の上でも肌でもなくて、抑圧によって未完成なままの欲求ではなかったかと感じます。授業で描けず、彫り師としても描けない。自分の体にすら刻むことのないものとは、波のように型を成さない創造物を思い描いていたからではないかな、と独善的に想像してみました。
追伸:
読み違いがあったら申し訳ありません ( ´•̥ω•̥`)
作者からの返信
感想をいただきありがとうございます!
おそらく、実際のタトゥーショップと比べるとだいぶ粗末な環境だったかと思いますが、そこは創作物ということでご容赦を。
確かに主人公は自分の書きたいものすら掴めていないのかもしれませんね。
いずれにせよ、小説の解釈は自由ですので、心に残った言葉を持ち帰ってくださいませ。
線の海への応援コメント
「海」、ですか。なるほど。(個人的な話で恐縮ですが)僕の友達にも、「タトゥー」を入れたいという子がいるのですが、きっと、感じ的に彼には「海」はないように感じます。所謂若気の至りみたいな感じで。
今の若者は、このように総じて「ノリ」とか「イカしてる」とかで、自分の体に入れたインクと付き合い続ける覚悟のような、美学のようなものはないように感じます。その中で、主人公も、自分自身がインクと付き合い続ける覚悟はないのでしょう。しかし、同時に彼は向き合い続けるという美学を守ったのでしょう。いわば、結婚はしないけど、恋人のままで一生をともにするみたいな感じでしょうか?
作者からの返信
感想をいただきありがとうございます!
悩みや葛藤は厄介で、すぐに解決できればそれで終わり、というものでもありません。刺青に向き合う気持ちも、人に理解されたいという渇きも、大切なのは、その感覚とうまく付き合いながら生きていくことなのだと思います。