第35話 主夫ですから仕事を始めます(9)

「……でもアヤ、警備兵がいないと治安や警護的には問題はないの?」


 ぼくは祭壇の掃除を一時停止して考える人へとなりながら、窓から差し込む朝日に身体を照らされているエルフの麗しいアヤへと尋ねみた。


「……ん? 別にいらないでしょう? この神殿には武力に秀でたアイカ姉さまやエリエ、サラもいるから。──それに今は健太もこの世界へときたから尚更神殿には警備兵はいらない。──またそんな余分な兵がいるなら国境や街を守る守備隊に人員配置を割いた方が得策だから。健太、この神殿に兵士はいらないのよ」


 このウィングルと呼ばれる国の宰相閣下もしているらしい、日本でもぼくたち二人が通っていた高等学園の生徒会長さまでもあった優秀なアヤが宰相らしい言葉でぼくに教えてくれた。


 そして僕はアヤの説明を聞けば、ふむ、なるほどと思い。


 ぼくはアイカたちが余りにも呑気で平和そうな異世界ライフを送っているから、この世界の世は大変に平和で安定をしているものだとばかり思っていたけれど。


 どの世界も一緒で国同士の紛争って絶えないんだな、と思えば。


 ぼく自身の秘めた能力……。


 そう異世界冒険譚の醍醐味でもある主人公ヒーローたちが女神さまから与えられたの方は……。


 ぼくが目覚めるとアイカが優艶に馬乗り……。


 ぼくはアイカ女神さまからを授かるどころか? ぼくが生まれながらに持つ男としてので女神さまを刺し、服従させ、逆に僕の方が授けてやったようなものだから。




(お願い)


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