第12話 今度は連珠
「アレーーッサァァァーー」
いきなり、父であるグルマン王が私の部屋に来ましたわ。
見た感じからしてかなりお怒りの様ですが……一体なにが起きたのでしょうか?
「お父様、一体どうしたと言うのでしょうか?」
「お前が追い出した雅也の事だ! あれ程有能な者を何故追い出した! これを見て見るが良い!」
そう言ってお父さまは私に報告書を投げつけてきました。
書いてあった内容は……
「これは……信じられませんわ」
「だが、確認したが事実だ」
あの雅也が冒険者ギルドで1日の討伐数が考えられない程多いのだと言う。
相手は、ゴブリンや精々がオークなのだけど……その数は1日当たり30体を越える。
数が半端じゃ無いわ。
しかも、毎日殆ど休まず討伐を行っているなんて……
「これは本当の事ですか?」
「ああっ、間違いない」
「ですが、あの魔物が狩れないという雅也がこんな討伐が出来るなんて思えません」
「だが、これは事実だ……ただ、お前の言うとり度胸が無いのだろう、魔物の素材回収や解体は未だに出来ないと聞くが、我らが欲しいのは『戦力』手放したのは余りに惜しい……そう思わないか?」
「確かに……」
「それで、この戦力は手放すのは余りに惜しい、騎士を派遣して謝り戻ってくるように説得をさせようと思うのだがどう思う」
残念ながら勇者を含む異世界人で此処までの者はいない。
「そうですね……戻ってきましたら私からも詫びようと思います」
此処までの成果をあげているなら、私の目が狂っていた。
認めるしかないわ。
◆◆◆
「相も変わらず、凄まじい討伐数ですね……ですがやはり素材の回収や討伐証明の部位は無しですか?」
「ええっ、そんな可哀そうな事は俺には出来ません」
「魔物が可哀そう……ですか? まぁ、魔石やドロップでこんなに稼げるのだから、まぁいいでしょう……実質討伐数はこのギルドでも比類ない位ですから……」
ただ、綺麗な魔物という名の美女と美少女と遊んでいるだけでお金が溜まっていく。
なんて素敵な世界なんだ。
ガチャン……ジーコジーコジーコ
いつもの様に頭の中でフロッピーディスクの起動音が鳴った。
頭の中にコマンドが現れた
受付のミランダさんに銅貨8枚払って遊んで貰いますか?
YES or NO
いつものゲームモードだ。
ちなみに受付のお姉さんがミランダさん。
今日も銅貨8枚払い遊ぶ事を選んだ。
「今日も遊んでいかれるんですね!? そうですか……それじゃ、いつもの様に奥の扉のカギを開け更に奥の部屋で待っていて下さい」
そう受付のミランダさんはいつもと同じように色っぽい声で耳元で囁いた。
PONジャンから銅貨3枚も増えている。
これには訳があって『ちょっと激しくしてあげる!』というのが関係している筈だ。
前とは勝った時のご褒美が違う……さぁ勝負だ!
◆◆◆
「うふふっ、今日のお姉さんはOL風よ! さぁ頑張りましょう」
部屋がまるで会社の応接室みたいになっている。
そして……お姉さんは
肩パッド入りのオレンジスーツでスカートがタイトだがミニスカート。
胸元は大きく開いている。
赤いパンプスを履いていて、ソファに座るとスカートの奥に逆三角の赤い下着がストッキング越しに見える。
しかし……赤いルージュがまた良く似合い大人の女性の魅力であふれている。
「凄く……引き出しがあるんですね……」
女子高生に大学生にOL、本当にどんな服装でも似合うな。
「うふふふっ、それがお姉さんの魅力なのよ……それで今日のゲームは連珠、五目並べよ! それじゃ行くわよっ!」
そう言えば8ビット~16ビットのエロゲーと言えば、大富豪や五目並べ、花札とかあった……それか。
1回戦目…….
「やった! 俺の勝だ!」
「あ~あっ負けちゃった……それじゃ、はい」
そう言うと彼女は足をあげてストッキングを脱いだ。
生足って凄くセクシーに見える。
2回戦目
「また、俺の勝だ!」
「また、私の負けなの……仕方ないなぁ~ はい、これで良い?」
そう言うと彼女は胸のスカーフを取って床に落とした。
あと何枚で裸になるんだろう。
多分、次は上着かな……
3回戦目……
「負けたか……」
「私の勝ち……さぁ脱いで」
俺は着ていたベストを脱いだ。
「これで良いか?」
「ええっ、良いわ、次行くわよ!」
4回戦目
「やったーー! また俺の勝だ」
「あ~あっ、また負けちゃったわ、仕方ないわね」
そう言うと彼女は上着を脱ぎ始めた。
なかなか脱ぎっぷりが良い。
これで、次はブラウスか、スカート。
いよいよ生で下着が見られる。
ブラウスの下に真っ赤なブラが透けて見えてセクシーだ。
「うふふっ、もう負けられないわね……それじゃいくわよ!」
5回戦目
「やった、私の勝ちだわ、さぁさぁ脱いで」
「分かった」
俺は靴下を脱いだ。
これで、俺は残りシャツとズボンとパンツだけだ。
それに対して彼女はブラウス、スカート、ブラ、パンティ。
俺の方が不利だ。
「うふふっ、ようやく乗ってきたわ……それじゃいくわよーー」
6回戦目
「嘘、負けちゃった……あなた凄いわね」
そう言って彼女はスカートをストンと落とすように脱いだ。
これで下着にブラウス姿……
凄くセクシーだ。
「私、なかなかセクシーでしょう? 結構着やせするのよ?」
服装で変わるのかなかなか大胆だ。
「うん、凄くセクシーで色っぽい」
「うふふっ、それじゃ次行くわよ」
7回戦目
「やったー!俺に勝だぁぁぁーー」
これで、いよいよブラとパンティだけ。
ゆっくりとブラウスに手を掛け脱いだ。
赤い下着の上下が艶めかしい。
「さぁいくわよーー!」
8回戦目
「また、俺の勝だ」
「また、負けちゃった! うふふふっ、仕方ないわね」
ゆっくりとブラを外していく。
形の良い胸がぷるんっと見えそうだったがすぐに片手で隠された。
だが、これはこれでセクシーだ。
手の隙間から、形の良い胸が見えてとお尻がパンティ越しに見えた。
これで俺が残り1枚……次に俺が勝てば俺の勝だ。
「それじゃ行くわよーー」
9回戦目
「また、勝ったぁぁぁぁーー」
「嘘、負けちゃたわ……え~い女は度胸よ」
そう言うとミランダさんは勢いよく最後の1枚を脱いだ。
「はい……お姉さんこれで裸になっちゃったわ」
ガチャン……ジーコジーコジーコ
また、フロッピーディスクの起動音が鳴った。
♡♡♡うふふふふっ、此処からはエクストラチャレンジよ♡♡♡
銀貨1枚払って挑戦しますか?
YES OR NO
勿論 YESだ。
俺がお姉さんに銀貨1枚払うと……
「さぁ、もし私に勝てたら、お待ちかねのラブレッスンよ!」
ラブレッスン…….懐かしい響きだ。
大人のレッスンをして貰えると言う事だ。
つまり、今回はいよいよヤレル。
「さぁ……最後の勝負よ!」
結果……
「やった、勝てた……勝てた」
「うふふふっ完全に私の負けね……それじゃ、いらっしゃい」
そう言うとミランダさんはソファに横たわり、俺に手招きをした。
俺は服を脱ぎ捨てミランダさんに覆いかぶさった。
「余りがっつかないの……女の子にはもっと優しくしないと駄目よ」
そう言うとミランダさんは俺の首にゆっくりと手をまわしてきた。
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