クラゲの親子

夏乃緒玻璃

クラゲコラム①

 クラゲは必死だ。

 弱くても原始的でも、どんなに気ままに見えても必死で生きている。

 水の流れが無いと生きられないが泳ぐのが下手。

 ただ浮かんでいるようにしか見えなくても、当人は必死に泳いでいる。

 餌がないと生きられないが、目の前の餌ですら上手くとれずに餓死したりする。

 でも餌を取るのが下手なだけで、やはり餌は欲しいのだ。頑張って生きているのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る