悪魔封じの神仕いー神様が与えた試練が過酷な件ー
碧居満月
序章
その神仕い、『冒頭』
かつて、強大な
聖堂には甲冑に身を包み、勇ましく旗を掲げた等身大のジャンヌ・ダルクと、刃の先端が下に向いている剣の柄に両手を重ねて佇む、クリスティーヌ・ジュレスの白い像が祀られている。
聖堂に古くから伝わる伝書によると、十五世紀の大昔。ジャンヌとクリスティーヌは神のお告げを受け、女騎士としてフランス軍を率い、苦楽をともにし、互いに支え合うように剣を振るっていた。
当時、イギリスの占領統治下にあったルーアンの地にて、異端審問裁判にかけられたジャンヌは異端の罪で処刑され、クリスティーヌはイングランド連合軍からオルレアンを解放するための戦争で戦死したと記されている。
ときを経て、二十一世紀となった今、重厚感漂う白い像となった彼女達は、日本と言う名の、遠い外国の地にて、世界の平和と、人々の暮らしを見守っているのだった。
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