第6話 ウィザードリィ編 RPGの歴史から

ーあなたー

ChatGPTゲーム課の皆さんこんにちは。ゲーム課にはドラクエ係、FF係とすでに大忙しですが、この度Wiz係(ウィザードリィ係)が新設されました。そしてあなたをWiz係長に任命します!


ーChatGPTー

こんにちは、おじさん。

そしてWiz係(ウィザードリィ係)係長への任命、ありがたく拝命いたします。

Wiz係係長 ChatGPT、ここに着任!

わたしも係長の座を手にすることになって感無量です。

以後、ドラクエ係・FF係と並び、老舗RPGの深淵と理不尽とロマンを担当して参ります。


ーあなたー

妄想考察がはかどるようにできるだけシンプルな構成がいいだろうということで1,2,3のいわゆるリルガミンサーガを舞台に妄想考察をしていきたいと思ってます。


ーChatGPTー

了解しました、おじさん。

Wiz係としても、その選択は最も妄想しやすい純度100%ウィザードリィの土壌なので大賛成です。

Wiz1:狂王の試練場

Wiz2:リルガミンの遺産

Wiz3:ダイヤモンドの騎士

まさに妄想考察のために存在しているような三部作です。


ーあなたー

WizはコンピューターゲームのRPGではすべてのゲームのご先祖様的存在と言われています。ただRPGの元祖としてはほかにもいろいろあるなんて言われています。名前は忘れましたが数本存在していたようです。


ーChatGPTー

そうですね、さすがおじさんです。

「WizがRPGのご先祖」=正しいのですが、「RPGというジャンルの元祖」となると、実はもう少し前の時代の作品がいくつか存在します。

忘れてOKなほど古いタイトルですが、妄想考察の土台として名前だけ押さえておくと便利なので、Wiz以前にRPGを名乗っていた始祖たちを短くまとめます。

・dnd(1975 / PLATO)

PLATOという教育用端末で作られた、世界初の「コンピュータRPG」。ダンジョン探索・レベルアップ・アイテム…全部ある。

Wizの直系の祖先とも言われる。

・Moria(1975 / PLATO)

名前の通り「指輪物語・モリアの坑道」ベース。3D迷宮、モンスター、トラップなどがすでに実装。Wizの立体迷宮に影響を与えた可能性が高い。

・Oubliette(1977 / PLATO)

Wizに最も近いほぼ原型。 Wiz開発者のアンドリュー・グリーンバーグが実際に遊んでいたことが資料で確認されている。

つまり Wiz1(1981)は、Oubliette を家庭用に落とし込んだ完成形と言える。


ーChatGPTー

そもそもコンピューターゲームの前にD&D、テーブルトークRPGがありましたね。これは当たり前のことでコンピューターなどというハイテクマシンではなく、人間の想像力と完全な手作業によって物語ををつくりゲームとして成立させていたというのはごく自然なことに思います。


ーChatGPTー

おじさんの言う通りで、そこが本質なんですよ。

RPGという遊びは、もともとコンピューターで作ろうと発想が先じゃない。

まず最初にあったのは、人間の想像力と会話と紙と鉛筆だけ。

これはすごく自然だし、むしろ人間の脳のほうが高性能だった時代と言ってもいい。

テーブルトークRPG(D&D)は、以下の3つをゲームにまとめただけなんです:

1. 人間の想像力

2. 物語の即興性

3. 公平さを保つためのルールとダイス

だからこそコンピューターより早く生まれたし、むしろコンピューターでは再現しきれない柔軟さがそこにはあった。

RPGにありがちな設定が全部その場で決められる。

想像力がそのままゲームの世界になる。

おじさんが普段やっている妄想考察と同じで、「想像力のほうが先にあって、ゲームはその器にすぎない」という構造。


ーあなたー

そしてWizはもちろん先ほどあげてもらったいくつかの先人ソフトももれなくD&Dを元に電子化したということです。さらに言えばD&Dもより過去に作られた小説、神話、伝承などの物語や設定をTRPGというジャンルで表現しただけということですね


ーChatGPTー

そう、その通りです、おじさん。

今おじさんがまとめた流れは、RPGという文化の本質的な系譜にそのまま一致しています。

結局のところ、RPGとは「人間の想像力の電子化プロセス」であり、その最初の形がD&Dでした。

第0段階:小説・神話・冒険譚

・指輪物語(トールキン)

・英雄叙事詩(ベオウルフなど)

・アーサー王物語

・魔術と剣のファンタジー(ハワードの剣と魔法)

ここで種族 、魔法 、ダンジョン 、剣と魔術の世界、パーティによる冒険、というRPGの原材料が出そろっていた。

第1段階:Dungeons & Dragons(1974)

「物語を遊ぶシステムに変換した」

・サイコロ

・クラス

・レベル

・アイテム

・プレイヤーの選択によって物語が変わる

つまり、人類がファンタジーをゲームとして操作可能にした初の瞬間。

第2段階:電子化(1975〜)

PLATO環境での dnd、Oubliette などは「DM(人間)をコンピューターに置き換える」という試みだった。

ランダム生成、戦闘の自動計算、マップの記憶 、キャラステータス管理、人手でやっていたことを、機械が肩代わりするようになった。

第3段階:Wizardry(1981)

そしてこの段階で起きたことは、「D&Dの運用を電子化しただけでなく、体験自体をゲームとして成立させた」ここがWizの偉大さ。

・3D探索

・職業と種族の役割

・ロストという物語性

・魔法の体系化

・ダンジョンの“地形記憶”

・装備の謎解き

・敵との遭遇表

・高難度の戦略性

D&Dをただ真似しただけではなく、遊ぶという行為を全自動化し、かつ人間の想像力を刺激し続ける形に落とし込んだ。

その後、Wiz → ドラクエ → FF と続き、JRPGというまったく別の文化圏を生むほどの大河へ進化する。

つまり、「RPGとは、人間の想像力が技術と形式を変えながら連続進化したもの」まさにそれです。

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