サイクリング探偵部!

天才児 はなまる

第1話 登場人物にモテモテ


 こんにちは!


 泉 陽向です(にこ

 

JKなりたてぽかぽか!(?


 今日は入学式から一週間!

部活の誘い込みが激しいです(酔いそう…


「ゔゔ、くらくらするぅ、人酔いが…」


ひながぱたっと倒れそうになったとき。


「おぉっと!わ、大丈夫ですか!?って、ひなた?」


支えてくれた誰かが、ひなの名前を呼ぶ。


「わあっ、リク!おはよう!」


「おうっ、おはよう。てか大丈夫?」


それはひなの幼馴染、前園 リク。


幼稚園からずぅっと一緒。


「ん、ダイジョブ!ありがとりっくん~」


改めて、ひなはお礼を言う。


「どういたしまして。てか人酔いだろ」


「ふぇっ?なんでわかったの?」


ズバリと当てられてしまった!


「いや、部活動の誘い込みでさ。人多いじゃん」


「わあ、りっくんすごい!さすがひなの幼馴染♪」


「ふつーにわかるって」


ひなが褒めたら、りっくんが頭をぽりぽりした。

頬が少し赤い…?


「ひな おはよう(爽やかスマイル 」


急に、声かけられた!?


「ひゃいっ。…って竜くん?」


その人はなんと、従兄弟の友達の 琉生村 竜くん!


「おはよう ひな! てか、一応先輩だからな?」


「あ、そっか!竜先輩おはようございます!」


そっか、先輩かあ!竜先輩。ふふふ、なんか高校生ぽくて嬉しい!


「どうした ひなた。知り合い?」


りっくんが不思議そうに尋ねる。


「うん、従兄弟のおともだち!よく一緒に遊びに行くよ~」


「!?二人で、か?」


「え、うん」


「それってデートじゃね…?え、でも彼氏いないっつってたよな…(ぼそぼそ 」


んー、ぼそぼそで何言ってるかわかんない!


ま、いっか!でも、竜先輩と高校一緒か~、えへへ


「どうした、ひなた。ニタニタして気持ちわりーぞ」


りっくんが言う。って、え?


「ええっ、気持ちわるい!?ひなってブス…?」


「あ、いや。そーゆわけじゃなくて((汗 」


落ち込んだひなに、竜先輩が言った。


「ううん。ひな は めっちゃかわいいよ 」


「えっ、ひな可愛い?やったあ♡」


喜んでたら、スッと手が伸びて…


「ふふっ可愛いなあ (ナデナデ、あたまぽんぽん 」


「ふぁ///竜先輩…?(上目遣い 」


「もー、上目遣いズルいよ?ひな」


「だって恥ずかしいですもん…!(テレテレ 」


「そんな顔したら ぎゅう したくなるじゃん」


「ふぇ、ぎゅーっ?」


「ん。ぎゅー(抱きしめる 」


「ひゃい…///(ぎゅっと抱き返す 」


「あはは、可愛いなあ」


「もうやめてよっ…///」





「おい、他人見てるとこでイチャイチャすんなや」


りっくん?何いってんの!


「あいさつじゃん!」


「「え?」」


ん?なぜ二人の声揃うのだ?


「りっくんはともかく竜先輩はなんで(?)なの?」


「いや、俺に好意持ってたわけではなく…?」


「いや、恋とか、ひなしたことない!」


「そうなんだ!?」


「もー、竜先輩たら何いってんの」



ひなのココロ


ほんと馬鹿だな、おふたり。


ひな恋したことないのに、自意識過剰になっちゃって。


ほんと困っちゃう(*ノω・*)テヘ




りくのココロ


マジかよ~焦るじゃん。


ひなの彼氏かと思ったわ。


油断してたらふつーにひな彼氏作ってそーだからな。


んま、もちろんその彼氏というのは俺だけど




竜のココロ


え、俺 ひな に好かれてたんじゃなかったの?


ま、そか。ひなが恋とかありえねーか。


最初からか。


あいつが現れなきゃいいけど…






そう思ってると、 ひな が言った。


「やー、部活動の誘い込みすごいねぇ!

  ん、サイクリング探偵部?わあ、面白そー!」


「へえ、すごいな。」


「りっくんも入るの?」


「もってことは ひなた も?」


「うん!やった、りっくんと同じ♪」


なにげとその りっくん とやらは こえーな。


てか、サイクリング探偵部?!




ひな目線


「ね、竜先輩もはいろ?」


「いや、そn…(モゴモゴ」


「ん?なんかあるの?」



竜のココロ


言えない…


ここには、生徒会長であり この学園の 建国顔 の 同級生…


“伊吹 渚(いぶき なぎさ)”がいるから!!


あいつ 甘やかすのも得意で めちゃモテるから…




どーなるんんだよ!









「あれ、琉生村さん おはよう御座います」


来やがった…











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