ありとあらゆる会話たち

青い葵

第1話 激論!!チョココロネ!!

勇気   「よぉ、哲人。」

雄太   「おはよう。勇気。」


勇気   「昨日のらき☆すた見たか?」

雄太   「見たよ。やっぱ、チョココロネの頭は太い方だよね。」


勇気   「マジで?」

雄太   「違うの?」


勇気   「いやいや。細い方に決まってんだろ。」

雄太   「なんでよ。芋虫みたいで可愛いってこなちゃん言ってたじゃん。」


勇気   「涼介、よ〜く想像してみろ。」

雄太   「うん。」


勇気   「チョココロネの小さい方を上にしてみると、何かに見えないか?」

雄太   「何かって?」


勇気   「想像力を働かせろ。下に行くにつれ、裾野が広がっていくんだぞ。どう

     見ても、姫君じゃないか。」

勇気   「姫君?」


雄太   「そうだ。チョココロネのお姫様だ。よく公衆トイレにある女性のマーク

     あるだろ。あれっぽいじゃん。」

勇気   「言われてみれば…、そうかも。」


雄太   「だろ? でも食べ物にトイレを連想させるのはいけないだろ。」

勇気   「マナー違反だね。」


雄太   「だから、チョココロネの姫だ。チョコット姫とでも名付けよう。」

勇気   「モー娘を思い出すね。」


雄太   「懐かしいな。保田ほた圭好きだったな。」

勇気   「保田ほたじゃないよ。保田やすだだよ。子供と千葉県南部民以

     外で、そう読む人初めて見た。」


雄太   「保田ほたって千葉県なのか?」

勇気   「うん。海鮮が美味しいから、今度行こう。」


雄太   「そうだな。孝之。」

勇気   「話変わるんだけどさ。」


雄太   「なんだ?」

勇気   「さっきから、僕の苗字が『山田』だから、『山田』の有名人で僕のこ 

     と呼んでるでしょ。」


雄太   「ご名答!!」

山田勇気 「イェーイ!!」


雄太   「ハイターッチ!!」

山田勇気 「ねえ、アツヒコ。」


〇〇雄太 「なんだ?」

山田勇気 「チョココロネってさ。細い方から食べると、どうしても反対からチョコ

     が出るじゃん。由規の言うように、細い方が頭だとしたら、下から出てく

     るチョコって……、」


〇〇雄太 「バカな真似はよせ! 俺の昼飯は、チョココロネとココアだぞ!!」


 さて、読者のあなたは、雄太君の苗字がわかりますかな?

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