白夜の恋
青夏 水蓮
第1話僕の涙
初恋の雪が降ってくる。僕(天春 小夜)は、その白い世界の向こうに見えた光に恋をした。
僕の好きな人はいない。どうしても忘れられない人がいる。それが僕の好きな人だとは限らない。外は吹雪で、真っ白な世界が広がっている。今日は学校があった日だが吹雪で休みになった。鏡に映る僕、黒髪で青い瞳をして鏡を見つめる。「また今日も・・・」
僕はきっと会えるだろうか。あの時、助けてくれた君に。
また、勝手に泣くんだろう。君の泣いてる顔、忘れられないじゃないか。
僕はまた君を泣かすだろう?もう会えないなんて思わないだろう。僕は、あの時を思い出し、泣いてしまった。もう会えないなんて思いもしないだろう。
「あぁ、僕なんで泣いてるんだろう?」ぽろぽろと涙を流しながら言った。
あの時の君の笑顔を思い出す。君の名前は、・・・・・・だ。
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