決して深くはない話

はじめに（このエッセイを書く理由）

　こんにちは、七瀬渚と申します。

　足を止めてくださってありがとうございます。

　簡単に私のことを申しますと、普段は小説やイラストや漫画を中心に制作をしています。

『小説家になろう』では、それなりに長いことお世話になっております。

　今回このエッセイを書こうと思ったには、いくつか理由がございます。

　私は、SNSでもよくポスト（呟き）を投稿するのですが、気がついたらかなりの投稿数になっていました。

　小説投稿サイトなら大して長くもない文章量でも、SNSだと結構な長文に見える。もはや呟きレベルじゃないのでは……？　と思うなどして。

　よく喋る方だと思うんですよね。あと何かと考え込む習性がある。

　ぜーんぜん何も思い浮かばないときもあるんですけど、湧き水のようにドバドバ出てくるときもある。今がその状態ですね（これでもリアルでは寡黙なキャラだと思われているのがなんとも不思議なんですが）

　この調子のまま喋ってたら、多分うるさい人になっちゃうなぁと思って。

　ならば小説投稿サイトに載せれば？と考えたのです。

　ここならば、見たい人が見たいときに見てくれる。あぁ、そうだ。それでいいじゃないかとなったんですよね。

　あともう一つは、物書きとしての正直な気持ちによるものです。

　SNSの投稿って、一瞬でタイムラインを流れていっちゃうようなもの。

　決して深くはない話だろうと、いや、深かろうと浅かろうと、自分の書いた文章が呆気なく流れていくのはなんだか寂しく思えたんですよね。こんななんでもないものでも残しておきたいという気持ちがある。

　しかも私のアカウントは、小説の宣伝からイラストや漫画、料理の写真に至るまで好きなように投稿している雑多なアカウント。

　せっかく生まれた言葉もすぐに埋もれる埋もれる。

　なんだか自爆してない？　私……と、今更気付いた訳で。

　なのでSNSのポストの並びをスッキリさせたいという目的もあります。

　めっちゃ個人的な理由ですね。

　そうなんです、この場では特に強く伝えたいこととかなくて。

　単に「こんなことを思ったんだよね」という話だったりします。

　たまにアンニュイな話も出てくるかもしれないんですが、悩み相談という訳でもないですし、一人の物書きの日常くらいに考えていただけたら充分だと思ってます。

　そういった経緯で、このエッセイを作り始めました。

　エンターテイメント性などはないと思いますが、お時間のある方、ご興味のある方は、良かったら眺めていってくださいませ。

　七瀬渚