バングラデシュ生活日記

KANA

地震の経験 11/21/25

私は、外国で生まれて、ずっと外国で育ったため、地震を知らなかった。日本にお母さんと毎夏遊びに行った時、お母さんが「あ、揺れたね。」と言った時揺れを感じなかったので「何が?大丈夫なの?」といつもドキドキでいっぱいだった。

バングラデシュに引っ越して、約3ヶ月ぐらいが経ち、だいぶ慣れてきたなと思っていた。アメリカに住んでいる友達と話そうとパソコンに手をかけた。

揺れ始めた。最初は自分が住んでいる建物が崩壊していると思ったが、地震だと気づいたらパニックなってしまった。

「ママ!地震!」リビングに走って行き妹と急いで机の下に隠れた。私の親もリビングやってきて私たちが怪我をしないように指示をしていた。床がちゃんと見えるほど揺れており、窓の外を見たら鳥も飛び去っていた。

少ししたら地震が止まったので私たちは息を撫で下ろした。

「電気がガラスだから机をこっちに動かして。」

「靴下履いといて、靴も用意しといて。」テキパキにこういう状況に冷静に判断し対処するお母さんはすごいなと思った。

後で知ったが、震度5.5で余震も少し起こった。

携帯がなっており、バングラデシュに住んでいる友達からたくさん着信が来た。

「Yooooo, did you guys just feel the earthquake???」

「I was so scared!」

「My friend was on the elevator!」

(おいー今の地震感じた??)

(とっても怖かった!)

(うちの友達エレベーターに乗ってたんだよ!)

「KANA(ペンネーム)は大丈夫だった?」と聞かれすぐに返信した。

「なんとか無事!」

正直無事じゃない。心臓がまだバクバクしてる。そう言いたいが言わなかった。

アメリカ、日本に住んでる友達にも一応連絡しとくことにした。


地震から1日友達とあの後お泊まり会があったので心配しながら言った。

「見てー、お母さんからこれ送られてきた。」友達に言われて、送られてきた画像を見た。それは、この地震のせいでもっと大きい地震が起きる可能性のリポートみたいなような投稿だった。それでうちと友達のチャットはまた大騒ぎをしていた。けれども、0.01%とかそういうのを聞いたので少し安心した。


地震から2日後、夜寝ようとする時、部屋が暗くて自分の目が全て揺れてるように見えた。「ちょっと怖いな。」そう思いながら眠りについた。


地震を経験したことがなかったので、おもしろそうだなと思っていた自分が恥ずかしくなりました。いつどこで起きるかわからないのに、それに備える日本の人々やうちのお母さんはとてもすごいと思います。


これは私が経験した地震のちょっとした話でした。

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