レンが風邪ひいた。

ひより「だいじょぶだいじょぶ?」


レン「ただの風邪だから明日には治る……

いや、治す」

(布団で寝て)


ひより「何かしようか? 人形持ってこようか?」


レン「なんで人形なんだよ……」


ひより「心なしかいつもより兄の声が弱い。

……だいじょぶ?」


レン「インフルとかコロナじゃないにしても、風邪は風邪だからな」


ひより「何かご飯作ろうかー?」


レン「いや、お前じゃ何をしでかすかわからん。……じっとしておいてくれ」


ひより「えー、作れるよー?」


レン「クッキーの時しでかしたのはどこの誰だったかな……」


ひより「兄、過去は見るな。未来だけを見ろ」


レン「名言っぽいけどダメじゃん……」


ひより「あと、この前調理実習だったからだいじょぶ!」


レン「……昨日の残りがあるからそれをあたためてくれ」


ひより「えー、作らないのー?」


レン「お前を信用するしないに関係なく、残り物から食べた方がいい」


ひより「おっけー! 温めてくる!」


レン「レンジで温めろよ?」


ひより「……ハイ、ワカリマシタ」


レン「……レンジで、温めろよ?」


ひより「任せて! 私はそこはきちんと守る」

(タッタッタと小走りでキッチンに走っていく)


レン「大丈夫かな……?」

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