図書館に行きたいそうです。……レンが。

ひより「なん、だと⁉︎ ここは天国か!」


レン「そんなたいそうなもんじゃねえよ。

図書館で騒ぎ過ぎな?」


ひより「いや〜、兄を脅して本を買わせる私だよ?」


レン「自覚ありなのかよこいつ」


ひより「そんな私が図書館になんできたら目が輝くに決まってるでしょ。

……あと、訂正。脅すじゃなくて」


レン「おねだり、か?」


ひより「シコウヨマレタ?」


レン「そりゃ何年もつかえてたら思考のくせなんて覚えますとも、お嬢様。

……いえ、おねだり姫」


ひより「なーんか途中までは良かったのに?

最後の訂正要らなかったね? うん」


レン「……『おねだり姫』って、『おやゆび姫』に似てないか? 俺が言った言葉だけど」


ひより「あっ確かに?

なら、おねだり姫=おやゆび姫。

つまり私はおねだり姫じゃない! おやゆび姫だ」


レン「……なんかめんどくなってきた」


ひより「なんていきなり」


レン「というか、ここに来たのだって、宿題の調べ学習のためだからな。こんなにゆっくりしてられない」


ひより「もうすでに結構時間経ってない?」


レン「……急いで調べる。ひよりは好きにしてていいぞ」


ひより「はーい! わかりました隊長!」


レン「あ、ちゃんと図書館のルールは守れよ?」


ひより「そんなのわかってるって〜」


レン「特に、『騒がない』とか」


ひより「……はい、気をつけます」


レン「よろしい。じゃあ、5時にここ集合な?」


ひより「おっけーおっけーオールオッケー!」

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