第6話 私にはできない
「そっちいったー!」
「ナイスー!」
「どんまーい!」
いや上手…
ほんと運動できるの羨ましい…
今から頑張っても間に合うかなー
「がんばれー」
今は休憩中の私たちのチーム。お喋りしてる人、汗を拭く人、応援する人。司は応援する人だ。
応援なんて届かないのにな…とか悲観的なことを思ってるの良くないんだよな…
「ほら暇なんだから応援」
「…はーい」
中学生で無理をするのはやめようって決めて、人間関係を頑張って築かなくなった私は心の籠った応援など今はもうできない。
でもお前がやってほしいならやるよ
そして私も応援をした。
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