限界と限界じゃない人

「こんなとこでっ、くたばってたまるかよ! オレにはまだやらなきゃいけない事が、沢山あんだよ!」


「俺はまだ諦めちゃいねえぜ。このくらいで項垂うなだれてたらアイツに笑われちまう」


「はぁ、はぁ。疲れた。……喉、渇いた。こんなことなら、水筒もう一本持ってくるんだったー!」


「うあぁあ〜ん、バカーッ! もう知らないー!」


「……ふ。……ふ、ふ。っふ、ふは、は。……っははははははは! もう限界だ、面白すぎる! なんだその格好は! しぬ! 笑い死ぬ! あっははははは!」


「おれ達ここまで頑張ってきたじゃん。諦めるのはまだ早い。やってやろうぜ!」

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