ラミンタフティ

レイラ

第1章 【星の光に導かれ】

プロローグ

「私…なんで生きてるのかな…」


暗闇の中、自分に問う。


何も、上手くいかない


何も、出来ない


誰も、理解なんてしてくれない……


「こんな人生になるなら、生まれて来なければ

良かった…」


その日、わたしは星の海に身をゆだねた


✧••┈┈┈┈┈┈✧••┈┈┈┈┈┈••✧


まぶたの裏を照らすような光を感じた。


何も無く、何も感じないはずの世界で


確かに"温かさ”があった


「眩しい……あたたかい……ふわふわ……

ん?ふわふわ!?」


目の前には大きいオオカミ…

いや、息を飲むほど美しく麗しいフェンリルがいた。


「これって、どうゆう事…?

この子、フェンリル…だよね?

漫画とかでよく見る……ってことは、ここ異世界?」


どうやらわたしは、異世界に飛ばされたようです

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