第14話 好奇心旺盛

「エモが行方不明になったらしい。ワタシの所にも来てたがお前の所のギルドにも顔出してたろ?」



そう、エモはたまに俺のギルドにソライシを持って来てくれてた…


この子も可愛い子だったなあ…




「エモ、どうした?」


「マスター…ナハカとも仲良いの!?」


「俺は皆と仲良いよ?」


「アタシだけと仲良くして!」


「うーん、皆と俺は仲良くしたいからなあ。それだと他の子が可哀想だろ?」


「うっうっぐすっならっどうやったらアタシを一番してくれる?」


「そうだなあ…俺の手でエモを好きに自由にさせてくれたら俺の中で一生エモは一番かなあ?」


「ホント!?なんでもする!!」


「じゃあさ、誰にも見つからないように2人で森に行こっか!」


「うん!」








「じゃあいい?」


「うん!」


「ぐっぐぇっぐふっ」


「どお?苦し?」


「グフっ」


「可愛いなあ…顔が真っ赤…目がまん丸飛び出て来た…口から涎出てきた…」


「ぐっ」


「あはは、手足バタバタさせて…おしっこ漏らしちゃって、赤ちゃんみたいで可愛いなあ…」


「グエッ」


「どこまで頑張れるかなあ…」


「あー…終わっちゃった…もう少し頑張って欲しかったなあ。でもやっぱ死ぬ瞬間っていいよねえ。毎回興奮する…」


「これでエモは俺の中で一生俺と一緒にいるね!でもやっぱり1番は難しいかも…ゴメンね…大好きだよ…」


「この先は誰にも邪魔されないようにちゃんと深く埋めてあげるね!たまにあの瞬間思い出す為に会いに来るからね!」



本当にあの時のエモは可愛かった。たまに思い出すと思わず勃起しちゃうもんなあ…






「そもそも、ソライシとは…だよな」


ラハタとの話は本当に面白かった…

推理もいい所掠ってたなあ。

ラハタとはもっと話したかった…


この星の事やソライシのこんな事実知ったら…多分ラハタなら絶望よりワクワクしてそうだよなあ…



 



「今日からお世話になります、ターミと言います」


ターミだ。あの人も中々面白い人だったなあ…



「いえ、仕事ですから。外でナハカが待っていますが」


「うん、良いソライシ持って来てくれたからご褒美に遊んであげる約束してるの。」


ターミはナハカとの遊びを見ても何も言わなくてホント無駄口も少なくて出来るウィザードだったなあ。白魔法まで使えるし。






「聞いたか?子供の死体が見つかったって…」


「なんでもタオだろ?牙生えてた…」


「頭かち割れて中身まで見えてたらしい…」



タオはなあ…皆を虐めたり困らせたり大変な子だったなあ。


頭ん中どうなってんのか見ないとって、開いちゃったなあ。

普通に脳みそあってガッカリしたなあ。

毛とか生えてんのかと思ったのに。


なんか悔しくてそのまんま放置しちゃったなあ。



前にも腹の中身がどうなってるか見たくて開けてみた子が居たけど普通でガッカリしたよなあ。

悔しいから開けた所ぐちゃぐちゃに引き裂いちゃった。

皆魔物がやったって思ってて、また悔しくなったなあ。






「マスター!なんかウチ疑われてる!」


そうなんだよなあ…ロヒが疑われて可哀想なことしちゃったなあ。


お詫びにタオのお墓の前でお菓子あげて、いっぱい気持ちいいところグチョグチョに突いてあげてからタオの近くに埋めてあげたなあ…


仲直り出来てると良いなあ…






「マスター…オレがんばったよ!ご褒美が欲しい…」


ミルハも本当に甘えん坊で可愛くてご褒美ねだるからいっぱい可愛がってあげたなあ…


あの子オスだけど、いっぱい遊んであげてお尻でイケるようになったなあ。

鍛えたのはナミだけじゃないからな。プン。






「マスター、ポーションが増えてますよ…最近より強力な物になってきてます。大丈夫ですか?」



そうなんだよなあ…あの頃は疲れや嫌な事忘れる為にポーション増えて幻覚見えたりしてたなあ。


もう飲まないと体震えて来たり大変だったなあ。


「だから、俺が塔に行ったら、ターミに任せたい…ダメかな?」


俺がいっぱい遊んであげて、いい反応や声で鳴けたり締まりがいい子は沢山いたから他に紹介してたなあ。中々高かったポーション代も困らなかったなあ。折角仕込んだあの子達手放すのが勿体なかったんだよなあ。





ターミに是非この仕事引き継いで欲しいなあ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る