#13 白い窓

快調に走り続ける列車は、次の大きな街まで止まらない。みな低い声でしゃべっていて、満員でも車内は静かだ。荷物に押しつぶされそうでも、慣れてくればそれなりに快適で、いつしか僕は眠っている。目を覚ましたのは急減速を感じたからだった。反射的に見た窓の向こうに、白いものが流れていた。雪だ。

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