クリスマス・エクスプレス故郷へ ~1話140字のアドベントカレンダー~
天野橋立
#0 切符
明日から休暇の土壇場なのに、急ぎの仕事が入った。もはや残業回避不能、みんな帰ったオフィスで一人、中堅は割が悪いとぼやきつつパソコンに向かい合う。見つめる画面の外枠に七色の附箋に混じって、切符がテープで留めてある。今から乗る予定の超特急列車、すでに故郷の街への旅は始まっているのだ。
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