2025年12月6日
随分と久しぶりに、絵を描いていた。
ずっと考えている、部活もの――――――バスケットボールの話の絵だ。
ファンタジーとバスケを組み合わせたもので、イナズマイレブンというか、ヒロアカというか。個性どころか人種まで違う高校生たちが繰り広げる、青春の物語だ。
構想を時々考えつつ、みたいな感じでそんなにガッツリ根を詰めていないのだが、今回この構想に大きな変化が生じた。
物語に花を添えるヒロインと、主人公の新しい仲間が、突如として生まれたのだ。
この話はそれこそイナイレみたいなRPGを想定しており、装備とかスキルとか経験値とか、いろんなものをバスケに当てはめて考えられている。
主人公はプロの有名選手に幼い頃憧れ、いずれはプロになってその人と闘うことを夢見るようになる。
だが、プロの選手が年齢と身体の衰えを理由に今シーズンで引退を表明してしまい、全国大会で優勝しないと夢を叶えられない状況になり――――――という物語だ。
考えうる限りは面白いんだけど、どうにも発表してもウケる気はしないので、手は止まっている。
なのでポツポツと、どういう話にしようか、プロットだけ詰めている段階なのだが。
そこで今回、大きな変化が生じた。いや、今まで漠然としていた点を詰めたら、大きく変わることになった。
主人公はバスケをやるわけだが、当然バスケは5人いないとできない。そこで仲間を考えていたのだが、当初の構想では6人。メインメンバー5人に、1人控えを入れていた。
そこに、2人増えることになった。1人は控えに、そしてもう1人はマネージャーだ。
主人公とマネージャーと言えば部活ものの恋愛の定番。今回、そう言う意味でヒロインを添えるのも良いかと思ったのだ。
ちなみに今までのヒロインは、同じチームメンバー内にいた。主人公とともに幼少期からずっとバスケを続けている、幼馴染ポジションだ。
だが、幼馴染とかそういう昔からの関係性にかまけるのも、恋愛としてどうなのかと思うのだ。ボーイミーツガール、この新しい刺激も青春なのではないか、と思う今日この頃。
いままで私は、恋愛関係でヒロインを増やすことをあまりやって来なかった。自分の中でメインヒロインを作ってしまうと、他が負けヒロインになってしまうのが嫌だったのだ。
だが、別にそんなことはないのではないだろうか。ヒロイン同士が切磋琢磨というか、ぶつかり合うところもあり、そんなのも悪くないんじゃないかと思った。
だから、最終的にどっちに転ぶか自分でも分からない、そんなダブルヒロインの構造が生まれた。
これは私の中で、かなり大きいことであることは強く言っておこう。
いつか書いてどこかに発表するかもしれない。
少なくとも、今ではないけど。
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