応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 企画より参りました
    この作品は、「自我を持つ剣」の視点を通して、世代交代する勇者とその仲間たちを描くという、ユニークな視点とコメディの要素が融合した導入。特に「勇者の剣」のお喋りな内面と、それを人間が理解できないという皮肉な設定が、ユーモアの核として機能している。
    ただ設定の提示方法やストーリーの進行に、コメディとしてのテンポを殺すシーンが多くみられましたので、個人的な見解を交えつつ、良い点から。

    視点キャラクターの魅力: 主人公である「勇者の剣」(拙者)の視点が非常に個性的。内面で「普通のRPGなら話せるだろ!」とキレたり、熱い男に燃やされそうになったり、恩知らずな勇者に「恩知らずの勇者め……」とシンクロしたりする描写は、キャラクターに深みと愛嬌を与えている。

    世代間の皮肉: 1代目勇者(熱血、プレゼント失敗)と2代目勇者(極度のケチ、装備を質屋に出す)の対比が明確で、同じ血筋でも性格が全く異なるという皮肉が効いている。特に「勇者の剣を質屋に出してブレスレットを買う」という展開は、2代目のケチさと非常識さを際立たせる最高のギャグ。

    ユウカの最強性: 魔法使いユウカが実質的な最強の英雄であり、魔王を一撃で倒したり、3代目の魔物にテレパシー能力を授けたりする「どこでもユウカ」という解決策は、この世界観のコメディ要素を一手に担っており、面白い。

    気になる点
    「ギャグの説明」と「情報の整理不足」。

    長すぎる内面描写とツッコミ: 第1話で、剣が「なんで拙者達には出来ないのかな?」「だいたい、本が好きなら拙者の感情も読み取ってよ!!」とキレるシーンは面白いが、それが長すぎる。そういうシーンがちょくちょくある。

    登場人物の紹介の重複: 1代目御一行の紹介が冗長です。特に「剣士って感じの男」の「どこかの人造人間と気が合いそうだ」という描写は、後の物語に繋がらない情報であり、読者の集中力を削ぐ。

    過去回想と現代の混在: 第2話の回想(1代目勇者のプレゼント)と現代の出来事(2代目勇者のプレゼント)の切り替えが、「――20数年前」や「――そして、現代に戻り」といった形式で明確ではあるが、過去と現在が混在しすぎて、ストーリーテリングが複雑化している。

    改善点:テンポを磨き、ギャグを瞬発させる
    1. 「剣のツッコミ」を瞬発力で表現
    内面での感情の吐露は、長文でグチグチと語るのではなく、短いセリフ(ツッコミ)でスパッと表現。
    例→第1話の冒頭で、勇者が「これでこの世界の平和は守られた」と言った直後、拙者の内面で「(フン、拙者の活躍を忘れるでない。あと早く魔法使いと結婚すべし)」といったように、「お喋りな剣の願望と皮肉」を短い一文で表現する。

    回想シーンの目的を絞り込む
    第2話の回想シーンは「プレゼントの失敗癖」を伝えるために描かれているが、長すぎる。
    例→回想は大胆に圧縮しろ。「1代目勇者もハニーサイドでプレゼントに失敗した」という事実だけを、数行の会話で示し、即座に現代(2代目勇者が初期装備を渡すシーン)に戻れ。これにより、「親から子へ受け継がれたのは、勇者の力では例く『プレゼントの失敗癖』だった」というコメディの核がより強く際立つ。

    「最強のユウカ」をストーリーの中核に据える
    3代目魔物へのテレパシー能力付与や、魔王討伐の成功は、全て「どこでもユウカ」で片付けられているが、この「最強の女性」が全てを解決する設定は、この物語の強い個性と考える。

    例→ユウカが魔王を一撃で倒したシーンは、「ユウカだけは怒らせてはいけない」という周囲の緊張感を、より強調。そして第4話の最後に、魔王を倒し終えた剣が、内面で「(やっぱりユウカ様が真の勇者だったのじゃ!銅像はともかく、せめて神殿くらい建てるべし)」といったように、ユウカへの最大の賛辞とツッコミで締めくくる。

    この作品は、「剣」という特殊な視点を持つことで、従来の勇者物語を皮肉るという大きな強みを持っている。この強みを、速いテンポと短いツッコミで最大限に活かすとさらに面白くなると感じました。
    あくまで私の感想です。
    参考程度に。

    作者からの返信

    UMA20 さん
    コメントありがとうございます。

    非常に内容を細かく読んでいただき嬉しいです。
    良い点悪い点を分析して頂き、とても感謝しております。
    こちらの作品は、完結してしまいましたが、今後の作品に生かしていきたいと思います。

    アドバイス頂き、ありがとうございます。

  • これまでの全話を読ませてもらいました。

    勇者の剣が主人公って、面白い着眼点ですね!

    文章もユニークに加えて読みやすく、作品になんの抵抗感もなく、没入することができました。

    どうかこれからも、執筆活動を頑張ってください!

    作者からの返信

    案山子 さん
    感想いただきありがとうございます。
    勇者の剣の視点というストーリーなので、分かりやすいユニークさを心掛けております。
    これからも頑張ります!