第30話 イタリアをまわる日。
俺が一番楽しみにしていたともいえるイタリア。昨日言った通りスペイン広場にきてお土産を買う。いつものようにいいものや気に入ったものを見つけて購入。すぐに荷物が多くなった。スペイン広場から離れて次に向かったのはサンピエトロ広場。柊の早口説明入りました。
「サンピエトロ広場は、キリスト教の総本山であるヴァチカン市国にある広場なんだ。ヴァチカン市国の玄関口として、連日多くのキリスト教関係者と観光客が訪れているよ。宗教建築の最高峰といわれる円形の柱廊は、巡礼の終着点として信者たちを迎え入れるように広場を取り囲んでいるんだ。柱廊の欄干の上から広場を見下ろす140体の聖人像は大迫力。サンピエトロ大聖堂はもちろん、高さ約41mもある「エジプトのオベリスク」やバロック様式の噴水など、目に入るものすべてが圧倒的な美しさ。30万人以上収容できるといわれている広場だけど、ミサの時は巡礼者たちで混みあうから、観光の際は日曜や聖日は避けて訪れるのがおすすめだね。」
何の説明だよ。いるか?それ。その後はサンタジェロ城にやってきた。もう説明も聞きなれたね。
逆に詳しくなれて微妙に助かってるよ。
「聖天使を意味する名を持つサンタンジェロ城。もともとはローマ帝国の五賢帝の一人であるハドリアヌス帝の霊廟として建築されて、ローマ帝国末期には軍事要塞として使用されていた建物なんだ。当初はサンタンジェロ城という名ではなくて、590年にペストが流行した際に当時の皇帝が城の上に立つ大天使ミカエルを目撃したことから名づけられたんだよ。現在は博物館として一般公開されており、ルネサンス期の美術品や歴史にまつわる展示を行っているから見に行こう。城の頂上はローマの街やヴァチカンのサンピエトロ大聖堂を一望できる、ローマ一の絶景スポットとしても人気。さらにサンタンジェロ城は夜間の公開もしているから、ライトアップされた姿はいっそう神秘的になるんだよ。」
観光ガイドになったほうがいいと思うんだ。違うかな?
取り敢えず荷物がたくさんなので一度部屋に戻ることになった。部屋に戻ると眠くなってきた。疲れがたまっていたのが今、一気に来た。柊にも話して、今日はこのまま休むことにした。身支度をして寝る。明日は長く外に出ていられそうだ。今日、いままでの疲れを一気に癒すから。そういえば、奈々も旅行に行くと言っていたが......いったいどこに旅行に行っているんだ?
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