えらくて優しくて大好きでそして
ぐぢゅぐぢゅ
はじめ
ぼくのおうちでは、ママがいちばんえらいのだと思います。ママの気に入らないものは、ぼくのおうちにあってはいけないのです。
そして今、ママのおなかには、ぼくの弟がいます。
ぼくは幸せです。
学校から帰ると、ママは今日もたくさん食べていました。焼きそばパンとバナナモナカアイスを混ぜたようなにおいがむんむんしているのでわかります。
おかえり、早かったね。そう言ってママは冷蔵庫からミニプリンを出してくれました。とうめいの入れ物の中の黄色いそれは、ひかりにあたってテカテカ輝いています。
今すぐにでもおやつを食べたかったけれど、手はせっけんでちゃんと洗います。ママは、ユウスケえらい!とほめてくれました。怒るとオニみたいだけれど、いい子にしていればとってもとっても優しいのです。その証拠にママは、ぼくがいつ何を食べても怒りません。
ママが、ぼくは世界でいちばん大好きです。
そんな、ぼくのママのどこがおかしいというのでしょう。
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