理想の自分

僕には『理想の自分』というものがあります。

別に珍しい事ではないかと思います。


『理想の自分』は今の自分とかけ離れています。

今の自分とかけ離れているから『理想の自分』なのでしょう。


僕が『理想の自分』になれる可能性は極めて低いでしょう。

大人だから分かります。


そうであるならば『理想の自分』は捨てるべきなのでしょうか。

しかし、捨ててしまった瞬間、僕は死んでしまう様な気がします。


では、なれないと分かっていながらも、馬鹿なフリをして『理想の自分』を追い求め続けなければならないのでしょうか。

ポジティブな人は「少しでも近づける様に努力をする」のが正解だと言うのでしょう。


それは幸せなのでしょうか。

僕にそんな活力はあるのでしょうか。


こんなことばかり考えるのが根暗です。

嫌われて当然でしょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る