(名乗らぬまま)転生竜使いが、暴君陛下を飼い馴らそうと決意しました。
@aki_teru
1.
十八になった朝、ヒマリは思い出した。
かつて村井日葵だったこと。
前世で医師として働き、主に国外の過疎地を巡る医師団に所属していたこと。最後は紛争地帯の銃弾に倒れたが、日葵は数多くの人々を助け、生まれてから死ぬまで善行を尽くした。
だからその死後、幼い頃によく通ったスーパーのレジ打ちのおばちゃんによく似た神様が言ってくれたのだ。何でも好きそうな感じに生まれ変わらせてあげるよ、と。
「何でも、ってどれくらい何でも?」
「まぁ、大体何でもだね。だけど同じ世界は無理なんだ」
「日本はダメってことですか?」
「いや、あんたの場合は世界中滞在したからね。異世界になるわ」
「異世界!?」
何かおとぎ話みたいに憧れていた世界はなかったのかい、と問われて日葵は昔むかしに観た映画を思い出した。
「ファルコンに乗ってみたい」
遊園地じゃなくて。
ずっと思っていた。たくさん青い目の付いたダンゴムシに愛される少女を見た時も羨ましかった。巨大な生き物と通じ合える世界。取り分け竜の背に乗って空を飛べたら楽しそう。緑豊かなジャングルで、広大な草原で、何度も空想した世界だ。
「なるほど。ちょっと違うかもしれないが、竜使いに生まれ変わるなんてどうだい? 長い竜じゃなくて丸い方の竜だよ。今ちょうど募集してる世界がある。行ってくれたら助かるよ」
「え~っ! 何それ、素敵ですね! じゃあそれでお願いします」
他には何かあるかと聞かれたが、日葵は無いと答えた。
「そうだった、あんたは欲のない子だったね。スーパーでも安売りのお菓子ばっかり選んでた」
「あれ、本当にスーパーのおばちゃんなの?」
おばちゃんは意味深に笑う。
「よっしゃ、オプションも付けといてやろ。たまには我儘も言うんだよ。じゃあお買い上げ誠にありがとうございました!」
チン! と音を立てて古い手打ちレジスターの銭入れが開く。
目が覚めたら簡素なベッドの上だった。
「おはようヒマリ! お誕生日おめでとう!」
「ありがと、お母さん。十八になったよ」
いつも通りに目が覚めて、いつも通り一階に降りて台所に向かう。母も父も、一人娘の誕生日が祝える時を今か今かと待ってくれていた。
今日はヒマリ・センティノの十八回目の誕生日。誰も知らないが、ヒマリが日葵として目を覚ました一回目の誕生日でもある。
「おはようヒマリ。良い天気で良かったなぁ! 今日は夜にお前の好きなアップルパイを買って帰って来るよ」
「ありがとう、お父さん! 私も冒険者登録をしたら買い物をして早めに帰ってくるね!」
突然の宣言に、父と母は「えっ」という顔でヒマリを見た。
ヒマリは十八になったが、小柄で成人には見えない。ただの一般的な街の小娘で、この世界の冒険者に分類されるべき人間ではなかった。申し訳ないが勇者とも程遠い。登録できる年齢には達したが、父は狼狽する。
「ヒマリ? どうした、冒険者に登録しても危ないだけだろう」
母も狼狽する。娘の取り柄は心身の丈夫さのみ。
「そうよ、仕事はどうするの? 花屋さんの仕事があるでしょう」
「花屋は辞めます」
え~っ!? と声を上げられても、記憶が戻ったヒマリには影響はない。一ミリもない。だって花屋で働いていても竜には会えないからだ。
十八年間、ただのヒマリとして生きてきて、竜について知っていることがある。
ひとつ、この国に竜はいないと言われている。
ふたつ、竜には巣がある。
みっつ、竜に会える人間はそういない。街中に竜は現れない。
つまり安穏として暮らしてしまえば、竜に会えないまま無駄死ぬ。それは困る。せっかく竜使いになったのに。誰に教えられていないのに、竜に会ったらどうすればいいのかなんてヒマリはとっくに知っていた。身体に刷り込まれたスキルが吠える。
早く竜を操りてぇ!
なでなでしたくて仕方ない。いつどのタイミングでどこを撫でれば喜ぶのかまで知っているのだ。ハァハァさせてやる自信しかなかった。だから居ても立っても居られなくて、父の顔を見た瞬間に決めた。つまりさっき。今日は冒険者センターで登録をして、装備を買う。山頂にある竜の巣に行くのだ。
花屋の給料を握りしめ、ヒマリはその日、冒険者登録をした。
「お嬢ちゃん、大人しか登録できないんだよ」
「今日で十八になりました。身分証です」
「えっ……本当だ。だけど冒険者になれるスキルに何もチェックが入ってないぞ?」
剣士や魔導士、神父や回復士など役割的なスキル欄があったが、そこに竜使いがない。
「そこにはチェックできるスキルはありませんでした」
しょんぼりして言うと慰められた。
「うーん、まぁ、冒険する内に目覚めることもあるが……だけど危ない募集には応募しない方が良い。人数が多いイベントにしておきな。怪我したり、最悪死ぬことだってある」
「あの、竜の巣がある山はどこですか」
「南はチッコモ山とクリッター山だよ。そうだな、竜は出ないが魔物がいる。お嬢ちゃんは行かない方が良いだろう」
男はヒマリがビビッて聞いたと勘違いしていたが、そうではない。逆である。ヒマリは礼を言って登録を終え、冒険者センター横の冒険者ショップで装備を揃え、その日から毎日チッコモ山かクリッター山での冒険者募集イベントを探しに掲示板に張り付くようになった。
◇
三年の月日が流れた。
「今日も竜はいなかった……」
トボトボと山からの帰路を行く。
十日間を共に過ごしたパーティーメンバーは「また言ってるよ」と笑う。数人は前にもパーティーで一緒になったことがあるのだ。
「ヒマリの竜好きにも困ったもんだな」
「この国にはいないだろ。聞いたことないよ、竜が出たなんて。先代竜がいたのは五十年くらい前の話だ。それも噂だろ?」
竜使いが操れる竜は、基本的に自国で生まれた竜に限る。
他国の竜も操れないことはないのだが、自国の竜ならよく懐き、相思相愛の関係を築くことが出来た。竜は言葉を持たないのだが、自国の言葉なら理解ができ、その他にも地理や気候など様々共有できるものがあるのだ。また竜の力は凄まじく、他国の竜まで操れば力の均衡が壊れる為、調伏は禁忌とされた。侵略を目的に他国の竜を配下に置けば、その瞬間に竜使いとしてのスキルは身体から失われる。
ヒマリの生まれた国、クメルドには勇者の男が言った通り、もう半世紀近く竜の目撃がない。竜とはこの世界における生態系の頂点で、その存在が他の魔物を圧倒してくれる。だから竜のいる国はその取扱いさえ間違えなければ瘴気も薄く、魔物もほとんど出なくなった。クメルドはその点、長らく竜の留守が続いて魔物に手を焼いていた。加えて悪政が続き、民は疲弊している。
なぜこうも竜がいないのか。
竜の生態は分かっておらず、寿命も食事の内容も、どうやって子が生まれるのかも謎だらけで、特に手立てがなかった。
だけどヒマリには分かっていた。自分が生まれたからには、必ずこの国に竜はいる。いなければこの転生に意味がない。スーパーのおばちゃんは嘘なんかついていなかった。
遠目でもいい、一目で良いから会いたい。どんな形であれ目を合わせることさえ出来れば、それで繋がることが出来る。
記憶を取り戻してから三年、山々にある竜の巣の場所を覚え、パーティーの端っこに潜り込んでは巣の周辺を探索する日々を続けた。今このクメルドという国は天敵である竜の不在により魔物が増えてしまっている。特に山には魔物を生む瘴気も多く、冒険センターから出される仕事のほとんどがこの駆除だった。
暇があれば巣を見に行くヒマリは『竜なんかいるわけない』と馬鹿にされていた。しかも万が一竜がいれば殺されるだけだ。いくら危ないと言っても聞かない小娘に冒険者たちは業を煮やした。
だけど確かに冒険者スキルを持たない小娘だったが、前世で培った医師としての技術は折り紙付きだ。パーティーが一度冒険に出ればあちこち小物と戦ったりして、回復士ひとりでカバーはきつい。後方でヒマリが的確な処置を披露すると見る目が変わるようになった。その内、回復魔法も使えぬ癖に同行している(変な)医師、くらいの認識で『巣のある山行くぞ』とパーティーに声をかけてもらえるようにもなった。
街で医者をやった方が良いのでは、と度々勧められもするが、竜が見てみたいからの一点張りで自由時間には探索を繰り返す。そんな暮らしが三年続いた。いつ行っても、竜の巣は空っぽだったが。
巣は長らく使われた形跡がない。
竜は頭が良く、清潔好きである。どこも巨大な穴倉には積年の汚れが見られた。
「はぁ~、これ以上どこを探せば良いのやら」
ヒマリはメンバーと下山しながら頭を悩ませる。
巣があるという山は全て訪れた。父と母は娘の気が狂ったと慄く程、全振りで竜探しに費やした。なのに隠れているどころか生きている証拠ひとつ見つからない。
竜使いは竜がいないと淋しい生き物なのだ。
竜だって同様に違いないのに、大きな身体でどこに隠れているのだろう。
ヒマリは早く竜と遊びたいのだ。その背に乗って駆けまわり、餌を食べさせて身体中撫で回し、夜には一緒に眠る。あとは井上さん家のタロみたいにお手、おかわり、おすわり、チンチンのコマンドを教え込み、「バキュン」と言えば腹を見せるようにも躾けたい。
だがいくら夢に見ても気配すら見つからない。さすがに慣れない冒険に身を投じた丸三年が経つと疲れて来た頃だった。
「ヒマリちゃん、これからどうすんの? 俺とジャスミンは王都に帰るけど」
勇者のクロスが尋ねてくれる。
「またどっか、竜の巣のある山のイベント?」
「う~ん……正直、ちょっと詰んでるんだよね」
「詰んでるも何も、竜いないからさ。そろそろまともに生きたらどう。俺が嫁に貰ってやろうか」
痛々しい目でクロスが見て来る。多少イラっとしながら、だけどヒマリも考えた。別のイベントを探すのには心が萎えているが、家に帰っても仕方がない。実家とは足の抜けない沼でもあった。
ニンマリした魔導士のジャスミンが近寄って来る。ジャスミンは年が近く、よく話をする仲だった。
「ちょっと気晴らししたら、良い案が浮かぶかもよ? 建国祭に行くつもりだしさ、ヒマリもたまにはパーッと飲もうよぉ」
「あー、そんなんやってるんだっけ。建国祭って飲めるの?」
建国祭とはその名の通りクメルド建国を祝う三年に一度の慶事イベントである。クメルド姓を持つ王族が祝いを振舞う一週間は来週だった。
「行ったことない? 城の周りとか大通りとか仕事しないで皆がお祭り騒ぎってか、お祭り。普段は高いけど、祭の間は安くて美味しいものいっぱい食べられるし楽しいんだ」
「王都って行ったことないや……あ、王都って冒険者センターの本部があるんだっけ? そこでもう一度竜の巣のこと聞こうかな」
やっぱ竜かよ、と笑われたが、そうだ国立図書館で調べ物もしてみようとやる気を取り戻し、ヒマリは初めて王都へ向かった。
◇
本部への問い合わせでも目新しい情報は無く、国立図書館の文献にいたってはヒマリの知識を下回った。クメルド国内に竜に関する書物は少なく、そのほぼ全てが都市伝説的な内容である。これまで竜使いが絶対にいたはずなのだが、何も残されてはいなかった。ヒマリに備わっているデフォルトの竜知識はキリがないくらいにあるのだが、脳から門外不出になっており、それを紙に書くことも口に出すことも出来ぬ。恐らくそういう仕組みなんだろう、程度にヒマリは承知している。
同じように魔物についてもその生態は謎だった。瘴気から生まれ、人を襲い、たまに精神を乗っ取り、食べるとマズイ、皮は硬い、くらいしかない。
それでも国立図書館ならばと期待したのだが、こちらも結局空振りだった。
「おー、ヒマリちゃん飲むねー!」
「飲まないとやってられないし!! 竜が、欲しい!! 欲しいよう!!」
「ははは。ぬいぐるみかって。もう飲め飲め、飲んで忘れろ」
通りに並べられたテーブルセットに腰かけて、買って来た料理を並べて飲んだ。ジャスミンとクロスがじゃんじゃん酒を注いでくる。
「忘れられるわけないじゃない。私は竜のために生きているんだからぁ」
「お嬢ちゃん、竜が欲しいのかい? あそこの屋台で売ってるよ」
急に知らないオヤジが声をかけてきた。
「え!?」
指差す先には『ドラゴン饅頭』の幟である。きーっと怒ると笑いながら通行人のオヤジが去って行く。ドラゴン饅頭なんてありふれた名ばかりのぼったくり饅頭だ。
「だけど建国祭でもあんな饅頭の出店なんて、相変わらずしょぼいよね」
面白くないヒマリが文句を垂れると、隣のクロスも首肯する。実際、祭の雰囲気はあっても内容は村の祭とそう変わりない。酒の種類が多め、くらいだ。
「まーな。しゃーないよ。クメルドが景気良かったのはうんと昔の話だ。もう今はあのクソ国王が」
「こらこら、建国祭で君たちそんな話はよしなさいよ」
慌ててジャスミンが止めに入ると、クロスは白けた顔になる。
控えめに言って、クメルドの住み心地は最低である。
こと最大人口を占める庶民においてその生きにくさは顕著で、働いても働いても賃金が上がらず、貯蓄が出来ず、金持ちなんて夢のまた夢。どこの職場でも役職は頭打ち、勉強が出来た所で出世も望めず、生まれた時から下っ端と決定している人生だった。まず農家の収穫が魔物によって潰されまくる災害が原因の半分以上を占める。あとは一握りの貴族が富の八割を牛耳っていて、彼らの専横でこの国は回っていた。
多少スキルがあり、腕に覚えがある場合、冒険者になれば一攫千金が狙える。だから勇者であるクロスのように成金を目指す輩は後を絶たない。それでも思うように報酬の良い魔物にエンカウント出来るかは運次第だった。
そんなクメルドのカースト頂点に立つ先代国王は無能を極めた暗君で、貴族の言いなりに終わった。
現国王バルトルトはもっと酷い。暴君、悪王、魔王、悪辣王と汚名を欲しいままにしている酷い王なのである。碌に議場に現れず、気に入らない臣下は有無を言わさず斬首か更迭、戦好きで国境付近に侵攻などがあれば嬉々として飛んでいく。その行程で魔物すら屠ると言われていた。贅沢三昧は当たり前、城には次々とコックが入れ替わり、気に入らない料理を提供した者にはナイフが返って来る……など噂は絶えない。全く内政にも目を向けないので、相変わらず貴族たちがこの国を欲しいままにしていた。
「今更俺ひとりが悪く言ったって役人ごときが捕まえになんか来ねーだろ」
クロスは勢いよくビールを呷る。
「俺の妹は重い病気だ。回復士には治せない、次から次へと汚れていく血液の病気なんだ。良い医者にかからせてやりたいが、いくらバカ高い医療費を用意できたって貴族の一筆がなけりゃ大きな病院で受け付けてすら貰えない。こんな話があってたまるかよ。命がかかってるんだぞ……」
勇者として成功すると、一定の条件をクリアすれば自宅の建つ領地を治める貴族から褒美を貰える習わしがある。クロスはこの褒美を紹介状にするんだと、必死で冒険をクリアしているところだった。
それは恨みにも思うだろうとヒマリは気の毒に思う。ヒマリ自身は外科医師なので血液由来のこちらの病気には明るくなかった。
「私も医師なのに、良い治療が提案できなくてごめんなさい」
しょんぼりすると、クロスはハッとして慌てた。
「ごめん、ごめん! せっかくの気晴らしだったのに。さー、飲もうぜ!! ヒマリは酒弱いんだから、もう少し食えよ」
しばらくすると、街中いたるところにあるテーブルからちらほらと同じ方向に向かって行く人々がいることに気が付いた。
「どうしたんだろ」
不思議に思って見ていると、ジャスミンが教えてくれる。
「ああ、今日はお祭りの初日だから、開催の宣言があるのよ。国王が広場まで出て来るの。皆それを見に行くんじゃない」
「ふぅん」
「ヒマリちゃんて王都は初めてなんでしょう? せっかくだし、見て来たら。嫌われ者の顔知っておくのも勉強だよ」
「見たってイラつくだけだっ、あんな奴!!」
クロスは叫ぶが、ジャスミンはまだ特別な恨みはないとばかりにあっけらかんとしている。
「顔は結構渋くて良いよ」
現王は暴君と言われるだけあって柔和とは程遠い厳つさであったが、代々美姫を取り込んで来た王族ならでは、悪くはない。
「じゃー、ちょっと見て来る。まだいるよね?」
「いるよぉ。見たらまた戻っておいで~」
ちょこちょこと大通りを人波に乗り、王城前の大広場へとやってきた。
近づいていくと、魔道具の拡声器から棒読みでつまらない話が流れていた。ヒマリは笑いそうになる。これは絶対に王様じゃない人が何かを読んでいるものを垂れ流しているだけだろう。なんてやる気がないのだ。
人気の無さを示すかのように、大して人は集まっていなかった。小さなヒマリは人垣をするすると縫って、前の方まで移動した。旅装で少年の恰好と同等なので、行儀悪く動いたってなんてことはない。知らないオヤジと知らないオヤジの間にぴょこんと顔を出す。
広場と王城は鉄柵で仕切られて、居並ぶ近衛の先、王城前のエントランスに一人の男が立っているのが見えた。さぁ、いよいよである。
ばちん! と音が鳴るように、群衆をただ見ていた王と、ヒマリの視線が繋がった。
ヒマリはハッと息を吸い込んだ。
「………あ、あ!?!?!?!?」
その姿を見た瞬間、心臓が震えた。
ファンファーレが身体中を駆け巡る。
竜が、いたぁぁぁぁぁぁっ!!
あちらもこちらを凝視しているのがわかる。ついでに隣のオヤジたちも。
まさか、竜が人の形をとっていたとは!! しかもどうやら不完全な様子だった。
「なるほど、なるほど! 人で生まれたのね。しかもまだ成形出来ていないんだ」
これは大変。遊べないじゃないか。
ヒマリはブツブツと呟き、じーーーーっと見つめた後でその場を走り離れた。
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