365.5日
作品:366日
作者:ぱぴぷぺこ
下記に作品リンク
https://kakuyomu.jp/works/16818792437383964177
「オッツゥ〜! タマキンっ♡」
♪( ´θ`)ノ
駅へ向かう途中、幼なじみの
「もぉ……その呼びかたマジぃやめてくんない?!」
スンゲェ鬱なのになんなのよぉ~…コイツわぁ…
(;´д`)
「ミワミワよりマシじゃなぁ〜い?」
( ^∀^)
「ミワミワの方が千倍マシよっ!」
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「んじゃぁ〜♡σ(^_^;)…キンタ…マ」
「ソレ以上言わせないわよ…… ( ╬ಠ益ಠ)」
=͟͟͞͞๑و•̀ω•́)‾͟͟͞ว)Д´);、;'.・グハァ!!
アタシの名前は、
アタシのばあちゃんが長生きしたひぃじいちゃんの名前にあやかってつけたらしい…
(-᷅_-᷄๑)
それにっ!アタシは『タマキン』じゃ無くて『たまき』っ!
:(;゙゚'ω゚'): ヤヤコシイナマエツケタサクシャブッコロ!
「それよりさぁ〜暑ッチぃ〜しぃ…アイスぶっこまなぁ〜い…」
学校に向かうユイユイはアタシの提案に目を丸くしながら
「アンタさぁ…今日もご機嫌斜め45度ぉ?60度ぐらい?」
σ(^_^;)
[あぁ、メンドイから唯一は(ユイユイ)呼びにするわよぉ]
ユイユイのいう通り、、、アタシはこの時間になると不機嫌になる
なぜなら……
時計は13時48分。。来るわ( ゚д゚)
グワイ〜ィ〜ン!
銅鑼を鳴らしたような軽い金属音。
振り返るとユイユイの頭に金属タライが直撃していた。
路上に鮮やかな朱が拡がっていく横で、金タライが軽快な回転音たてている。
通りがかった通行人が騒ぐ声が段々と遠くなっていくぅ……
( ゚д゚)クワッ
って言うかっ!何で金タライっ?!
ドリフじゃ無いんだからさぁっ!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
それにっ!!何でぇっ?!
あんな軽い金タライが頭に当たっただけでピューって!血を吹き出してるのよっ!!
((((;゚Д゚)))))))
暗転する視界の中でそんなコトを考え…たぁ……。
_:(´ཀ`」 ∠): ダメだコリャ…
◇
「オッハー♡タマキン」
♪( ´θ`)ノ
翌朝。コンビニでユイユイに会った…
「その呼び方やめてって言ったわよねぇ…
はぁ…(´д`) コレから部活?」
「もぉ〜こう毎日だとぉ、だるだるダルメシアンよぉ…」
(ㆀ˘・з・˘)
そうよねぇ。
この子は毎日死ぬ…
そして、、、次の朝には、死んだコトをスッカリコンコン忘れて生き返ってるのよ……
アタシはアタシで、ユイユイの死に様を見て、ショックに耐えられなくて気絶してぇ、翌朝に目を覚ますのぉ。
(;´д`)
いつからなのかしらん…。
ユイユイの死を見届ける地獄のような連鎖に閉じ込められたのは。
今は、朝7時21分。電車は間に合うわ。
けどぉ、、、13時47分になれば、またユイユイはアタシの目の前で死ぬのよ。
:(;゙゚'ω゚'):
ため息をつくアタシの顔をユイユイがジィ〜と見つめてた。
(´⊙ω⊙`) ジィ~
「タマキン、アンタ……最近、、顔ヤバイわよぉ?」
(´⊙ω⊙`)マジマジ
「ソレを言うなら顔色がヤバイでしょうがぁっ!!」
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
◇
「アンタさぁ、昨日のコトぉ、ドコまで覚えてるん?」
電車の手すりに寄りかかりながらアタシが尋ねると、
「朝起きてぇ~、アンタと会ってぇ……
それからぁ…
アンタが事故に
ピーポー
((;゚Д゚))
「はぁ?!ナニよそれっ?!」
「声デカイぃ……!デカイのは顔だけにしてよぉ…」
σ(^_^;)
そう言ってから少しだけ声のトーンを落としハナシ始めるユウユウ。
ハナシ終わったらぶっ飛ばす( *`ω´)
「……毎日ぃ同じ夢を見てんのよぉ。アンタが西4丁目の信号ンところでトラックにはねられる夢ぇ〜」
( ゚д゚)……ふえ?……。
アタシが事故にあう?
アンタが事故にあうんじゃなくって?
……(-᷅_-᷄๑)
「だからぁ、夢だってぇ〜ん♡
アンタ、体もアソコもビンビンに元気じゃぁ〜ん♡」
(´∀`*)
アタシはチラリと時計を見る
「……ねぇ、今日、部活終わったらツラ貸してくんない?」
アタシがそう言うと、ユイユイはこんな顔↓をしていた。
:(;゙゚'ω゚'):アタシ、シバカレルノ?
◇
部活が終わり、13時43分。
アタシたちは、西4丁目の信号が見えるコンビニの前でアイスキャンディーをペロペロしていたわ。
(๑ ❛ ڡ ❛ ㅅ)ペロ♡
「もぉ〜そんなに怒んないでよぉ〜」
σ(^_^;)
ユイユイは、アタシが死ぬと言われたコトにご機嫌斜め45度だと思ってるらしい……。
そんなコトはどうでもイイのよ……。
知りたいのは……ドッチが死ぬか……。
( *`ω´)サァドッチナノヨッ?!
13時47分。
信号が青から赤に変わった瞬間、猛スピードのトラックが赤信号を無視してコンビニ前のアタシたちに突っ込んで来るぅ〜っ!!
((((;゚Д゚)))))))
「タマキンっ!!!」Σ('◉⌓◉’)
その声の直後、アタシの意識は闇に堕ちたの。
◇
あぁぁぁっ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾もうっ!
何でアタシたちがこんなドイヒ
ダレかぁっ!タスケてぇ〜っ!!
:(;゙゚'ω゚'):
すると、どこからか軽快な音楽が流れ、雷雲の波間から巨大な
キタ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━ !!!!
タン タン タン タン タン タン タン タン♬
タン タン タン タン タン タン タン タン♫
オトコ(漢)なぁんだろぉ〜ぉ♬
ぐぅ〜ず! グズッ! すぅるなぁ〜よっ♫
胸のエソジソにぃ〜♪
火ぃ〜うぉっ付けろぉ〜ぉ!
【出囃子:宇宙刑事ギャバソOP】
「ズバッと参上!ズバッと解決!( *`ω´)
カクヨムの女王っ!タンティママンっ!」
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
( ゚д゚)
なんか鼻のデカイ埴輪みたいのが来たぁ…
なんか知んないけどぉ、コレでアタシたち助かるのかしら?
(´;ω;`)
「タマキンちゃんっ!(((o(*゚▽゚*)o)))
全てはクルッとマルっとママンは見ていたわよっ♡
( ^∀^)
鎮守の森だかチン◯のモリモリだかなんだか知んないけどねぇっ!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
タマキンちゃんとユイユイちゃんが可哀想でしょうがぁっ!」
( ╬ಠ益ಠ)
( ;´Д`)ナニコイツ?← 鎮守の森
「特ソン界の神でいらっしゃるアッキ〜ラ串田大明神が全ての真理を仰ってるわっ!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
若さ…若さって何だ?
振り向かないコトさ
愛って…何だ?
躊躇わないコトさ
♪( ´θ`)ノ
輪廻の鎖ぃ?!((º言º))
若い子に365日も死を繰り返させるなんて鬼畜の所業!
串田大明神の聖典『若さは振り向かない』に反するのよっ!」
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
:(;゙゚'ω゚'):← 鎮守の森
「
ママン空中三段蹴りぃっ!!」
ヽ(๑ ˃̵͈́∀˂̵͈̀ )ノ┌┛)`Д゚)・;';';ゲシッ! ゲシッ! ゲシッ!
_:(´ཀ`」 ∠):← 鎮守の森
「フォフォフォ♡(((o(*゚▽゚*)o)))
アタシはねっ!バッドエンドは大〜っ嫌いなのよっ!
すべて!丸っと♡ハピエンで解決よぉ〜♡
そんじゃねぇ〜!バイビィ〜♡」
♪───O(≧∇≦)O────♪
嵐のようにやって来て飛び去って行ったタンティママン…
ソレ以降、ユイユイが死ぬコトは無くなり、普通の生活を送れるようになったわ。
ところでぇ……タンティママンって何?
(;´д`)
《オネェリライト:365.5日 了》
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます