玉砕
池に、髪飾りを投げいれる。数分待つと、女神様が出てきた。
「貴方が落としたのは、金の髪飾りですか? それとも、銀の髪飾りですか?」
「落とした髪飾りを、女神様がつけて欲しいです」
僕は辿々しく、正直に答えた。
「貴方は正直者ですね」
女神様は笑顔で、金と銀と僕が投げた髪飾りをくれた。
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