歌作田のある光景 自由の街から 創刊号

歌作田・開墾式

第0話 歌作田の開墾式を挙行いたします

　２０２３年４月より毎日更新の詩集を3年近くにわたって毎日０時に行進し続けて参りました。これより、詩集に続き歌集も、毎日更新の作品群を設定いたします。

　すでに詩集については「詩作田」と称しておりますので、こちらはそれと区別するために「歌作田」と命名します。

　なお、読み方は「かさくでん」でも「うたさくでん」でも構いませんというか、これまさに「日本」を「ニッポン」と「にほん」の二通りで呼びならわしているところと同じものということで、かくご理解いただければ幸いであります。

　なお今日は御挨拶ですので、明日よりいよいよ、本格的に歌集としてスタートいたします。

　では只今より、開墾式を挙行いたします。

　こちら歌作田の開墾にあたりましては、やはり、ワタクシの傑作川柳を御披露いたすことによりまして、それに宛てさせていただきます。

　では、まいりましょう。

　日本地図　焼いてしまえば　ただの灰

　兼好法師が徒然草に、鴨長明が方丈記で述べられた無常観に匹敵する最高傑作をお聞きいただき、誠にありがとうございました。

　歌作田を「かさくでん」とも読むのは、この世にもあまりに素晴らしい最高傑作を「佳作」と謙遜いたしておる所以なのであります。

　歌作田がせめて「佳作田（かさくでん）」になるよう、以後一層の奮励努力にいそしんでまいる所存にございます。

　この歌作田は、毎日０時１５分をもって定期更新とさせていただきます。

　どうぞ、よろしくお願いいたします。

　　　２０２５年１１月１５日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　与方藤士朗　拝

へびのあし

　この川柳が駄作と思われる方は、脳に異常があると思料されます。

　直ちに、しかるべき医療機関の受診をお勧めいたします。

へびののうみそ

　へびのあしに書かれていることは、あくまでもギャグです。

　真に受けて騒がないよう、どうぞ酔露死苦御願申上げます。

　なお、かの川柳が最高傑作であることは、間違いないです。