第8話 白煙
湧いた水の砂や土が沈殿し、飲料水を確保した。
医者もないこの世界で、体調不良は命の危険に直結する。
ろ過処理をしたりと、用心を重ねるに越したことはないだろう。
休息をとり、水を飲み終えたときには既に日は高く昇っていた。
川が見つかれば、集落を見つけるのも容易い。
集落は川の近くで、かつ下流のほうにできることが多いからだ。
川を下流へ歩くこと半時、遠くから煙が見えた。
火がある、人がいるかもしれない。
孤独感が早く煙の元へ行けと背を押す。
しかし、冷静になって考えると疑問が湧いた。
火の主は友好的だろうか。
慎重に越したことはない。
できるだけ高所を探し、火の主がどんなものか観察しなくては。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます