第2話星の少女カペラちゃん

走りまくっていると、謎の少女が僕に話しかけた。「君も、星の生まれ変わり?」

「うん、そうだよ」僕は返事した。「名前は?」と謎の少女は言う。「僕はベガ。よろしくね!」「私は、カペラ!よろしく!」「この不思議な宝石の亀の名前は?」「まだ決めてないんだ」「そうなんだじゃあ私が決めるね!えっとー、アクアで!」「アクアか、いいな!」やっとこの不思議な宝石の亀の名前が決まった。そして、僕はカペラちゃんと共に

歩くことになった。「僕たちこれからどうやって生きる?」「誰かに拾ってもらおうよ!」

僕とカペラは二人でいろんな人に話しかけて拾ってもらえるか交渉した。時間が立って深夜になる。さらに台風が来ていて、風が強く吹く。「ひゃあ!風強いや!」と僕は思わず、声を出す。「台風かしら、早く拾ってもらわないと」とカペラは言う。僕たちは紙より軽いから吹き飛ばされてしまう。すると、ガチャと扉が開いた。「君たち外危ないから入りなよ」

と藤咲 彩兎が話しかける。大学2年生くらいの男性だ。「いいんですか?」と僕たちは言う。「いいよ、ちょうど人のぬくもりが欲しかったし」僕とカペラは遠慮なく家に入った。

「ありがとうございます!」と僕とカペラは揃って言う。リビングに着くと彩兎はココアを入れてくれた。「これなーに?」と僕は言う。「これはココアだよ、甘くておいしんだ」

と彩兎は返事する。「えっーとその抱えてる亀はなんなのかな?」と彩兎は疑問に思った。

「これはね、ペンダントが宝石の亀になったの!すごいでしょ?」「そんなことあるの!?」と驚く彩兎。「この子はね、アクアっていうの!」とカペラは言う。

「そうなんだ、二人とも可愛いね!」と言い、彩兎は二人の頭を撫でた。すると、星の欠片が落ちてくる。「星っ!の欠片」「あっ撫でられると、星の欠片が落ちてくるの」「そうなんだ」「ふぁあ〜眠い」と僕は言う。「じゃあそろそろ寝るか。」「うん!」と二人揃って言う。僕たちは、眠りについた。そして、お別れする日が明日だと知らなかったのだ。

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