2025年11月15日 22:32
〜五角形の雨空〜への応援コメント
とても静かで、やさしくて、胸の奥があたたかくなる情景ですね。 言葉が雨粒みたいに細やかで、読みながら世界がすっと立ち上がってきました。 イラストや挿絵のある作品は、それによって、人物が固定されます。 それができないので、私は作品内で、そこがどんな場所で、どんな様子か? そして、どんな服装をした人が、どんな姿や顔をしているのかを描写するようにしています。そうしないと、自身の持つイメージが形にできないからです。 ですが、この詩の言葉によって、私には白い服が似合う、繊細な少女の姿が思い浮かびます。 色の描写が直接は出てこないのに、全体が“淡い光の中”で語られているような雰囲気があって、読み手の中に自然と清らかな人物像が立ち上がってくる。 最近『雪国』の冒頭を少し読んだ時に感じた、説明が無いのに勝手に思い浮かぶ感じです。 特に心を捉えるのは、「五角形の小さな空」という表現。 傘の形を指す言葉でありながら、主人公の心に生まれた“はじまりの恋”を象徴するように広がっていく。 その小さな空は、彼女にとって世界の形を変えてしまうほどの特別さを帯びている。 そしてその空を「そっと折りたたんでしまっておく」という結びは、淡い恋心を大切に胸の奥へしまい込むようで、静かな余韻が残りました。
作者からの返信
kou様この度は心の深くまで届くようなコメントをいただき、本当にありがとうございます。温かな言葉のひとつひとつに感動して、何度も読み返しました。「言葉が雨粒みたいに細やかで」というお言葉……あまりにも美しくて、胸がぎゅっとなりました。光栄で、夢のようです。また、kou様が他の方の作品を読まれる時、どのように“イメージを形づくる”のか、その心の動きをほんの少し垣間見させていただいたような気がして、嬉しくなりました。「白い服が似合う、繊細な少女」と思い浮かべてくださったのですね。あの詩の中の“彼女”は、まさにうさぎのような繊細さで、世界を見つめている子かもしれないので、そんなふうに受け取ってくださったことを知ったら、雨の日の空の下でぴょんぴょん跳ねて喜びそうです。大文豪の作品名を例に挙げて描写を読んでくださったこと。大変に驚き、恐れ多く、でもとても励みになりました。「折りたたみ傘」に合わせて、最後はそっと“折りたたむ”という言葉を選びました。ただ胸にしまい込むより、丁寧に、大切に、その気持ちを抱きしめている ことが伝われば嬉しいです。作中、彼が貸してくれたのが、もし長傘だったら……と、書きながら思っていました。そうしましたら、“彼女だけの小さな空”の形は、五角形ではなかったかもしれませんね。八角形、十六角形……と想像して、ふふっとなりました🤭この度は、素晴らしいお言葉の数々を本当にありがとうございました。
〜五角形の雨空〜への応援コメント
とても静かで、やさしくて、胸の奥があたたかくなる情景ですね。
言葉が雨粒みたいに細やかで、読みながら世界がすっと立ち上がってきました。
イラストや挿絵のある作品は、それによって、人物が固定されます。
それができないので、私は作品内で、そこがどんな場所で、どんな様子か?
そして、どんな服装をした人が、どんな姿や顔をしているのかを描写するようにしています。そうしないと、自身の持つイメージが形にできないからです。
ですが、この詩の言葉によって、私には白い服が似合う、繊細な少女の姿が思い浮かびます。
色の描写が直接は出てこないのに、全体が“淡い光の中”で語られているような雰囲気があって、読み手の中に自然と清らかな人物像が立ち上がってくる。
最近『雪国』の冒頭を少し読んだ時に感じた、説明が無いのに勝手に思い浮かぶ感じです。
特に心を捉えるのは、「五角形の小さな空」という表現。
傘の形を指す言葉でありながら、主人公の心に生まれた“はじまりの恋”を象徴するように広がっていく。
その小さな空は、彼女にとって世界の形を変えてしまうほどの特別さを帯びている。
そしてその空を「そっと折りたたんでしまっておく」という結びは、淡い恋心を大切に胸の奥へしまい込むようで、静かな余韻が残りました。
作者からの返信
kou様
この度は心の深くまで届くようなコメントをいただき、本当にありがとうございます。
温かな言葉のひとつひとつに感動して、何度も読み返しました。
「言葉が雨粒みたいに細やかで」というお言葉……
あまりにも美しくて、胸がぎゅっとなりました。光栄で、夢のようです。
また、kou様が他の方の作品を読まれる時、
どのように“イメージを形づくる”のか、その心の動きを
ほんの少し垣間見させていただいたような気がして、嬉しくなりました。
「白い服が似合う、繊細な少女」と思い浮かべてくださったのですね。
あの詩の中の“彼女”は、まさにうさぎのような繊細さで、世界を見つめている子かもしれないので、そんなふうに受け取ってくださったことを知ったら、雨の日の空の下でぴょんぴょん跳ねて喜びそうです。
大文豪の作品名を例に挙げて描写を読んでくださったこと。大変に驚き、恐れ多く、でもとても励みになりました。
「折りたたみ傘」に合わせて、最後はそっと“折りたたむ”という言葉を選びました。
ただ胸にしまい込むより、
丁寧に、大切に、その気持ちを抱きしめている ことが伝われば嬉しいです。
作中、彼が貸してくれたのが、もし長傘だったら……と、書きながら思っていました。
そうしましたら、“彼女だけの小さな空”の形は、五角形ではなかったかもしれませんね。
八角形、十六角形……と想像して、ふふっとなりました🤭
この度は、素晴らしいお言葉の数々を本当にありがとうございました。