どうせまた

@suzuya__

第1話 輪廻

屋上を隠す空はどこか冷たい空気を漂わせていた。瀬戸大輝の微かな温かさも奪い取るように風が吹く。

「どうして大輝は変わらないんだろう。」

私は怒りと悲しみを混ぜ合わせた感情を曝け出す。

次こそはと目を閉じて右手に持っていた血液が残っているナイフで頸動脈を掻き切った。

「やり直しできるよね。」と後悔と恐怖が押し寄せる。

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