『ダンジョンキラー』ボソ その通り名やめて!?
「!」
なんだろう、ノアさんがなんか思いついた気配がする。
「そういえば、クロム君さらっと、いつものお面着けてるね」
「今ですか!?」
確かに着けてるけど!今じゃなくないですか!?
顔を隠すために猫のお面着けてますけど!
「だって、気になったから」
「それ聞くタイミング今じゃない気が…」
「ヴォルァァ!」
「クロム、後ろに居るぞ」
「あぁ、ハイハイ」
襲って来たリザードマンが一瞬で切り刻まれた。
「相変わらず、強いね〜クロム君」
「今のところ、出番無しだからな、あたしら」
「おっ、今回の魔石は結構大きいぞ」
そんな会話を尻目に、ヒナタさんは、俺が頼んでおいた魔石回収をしてくれている。ヒナタさんの
魔法は、高威力だが規模も大きい。だから、こんな感じの狭い通路では、俺達を巻き込んでしまう
から、ヒナタさんはフロアボスやダンジョンボスの為に魔力を温存してもらつている。
「さすが、『ダンジョンキラー』だな、クロムよ」
「いや、その呼び方やめてもらえます?」
「そういえば、そんな通り名もあったな」
「だから、その話やめてくれません!?」
「クロムくんの声で集まってきたよ〜」
少し遠くの方からモンスター達の叫び声が聞こえてきた。
「ゲギャギャ!」
「ゥ゙ルルァァ!」
「もう、黙れうるせえなあ!!」
「「「クロム(君)、キレた」」」
『
こちらに向かって来たモンスター達を起動させた発展スキルで漁網の如く捕獲する。
「『
モンスター達の動きが大人しくなる。というか、
動けなくなる。
「じゃあ、どいつがかかったかなぁ?」
「ゲギャッ!?」
まあ、ヘルハウンドとエリートゴブリンか…
「やっぱりCクラスのモンスターばかりですね」
「この下の階層に行くのが怖くなってきたね」
「まあ、行くしかないだろう?」
「だな」
高難易度ダンジョンの中とは考えられないほど、和気あいあいとした雰囲気で、攻略していった。
どうもアノ965です。今回の話は、如何ですか?
最近は、かなり冷えてきたので体調には、お気をつけください。
高評価やお気に入り登録は、かなり励みになって
いるので今後ともよろしくお願いします。
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