第十三節
将軍は昨日のことかのようにホコリの最期のときの記憶が蘇ってきた。
「浪止と言ったか?ナミトメ、ナミトメ……」
将軍の顔が真っ白になる。
「何を持ってきた……一体何を……」
部下「将軍様、どうなさいました?」
浪止「ダーク、鏡の力を使ってくれ」
ダーク「はい、浪止様」
将軍はその空間を凝視する。浪止がダークの鏡に何かをうつしているようだった。そして、将軍はだんだんと落ち着きを取り戻す。
部下「おのれ、将軍様に何をした?」
部下たちは腰の武器に手をかける。そこで将軍が喝を入れる。
「剣と銃を捨てろ。ワシらがかなう相手ではない……」
部下たちはわけもわからず、従うほかなかった。
「自ら滅びの道へ進んでいたとは……受け入れるほかないのか……ワシがトップなどとバカバカしい……どうすればこうはならないのじゃ?」
「そうですねぇ、人手が足りないので兵を一部ください。先程の10名にしましょうか。それと勝者のつるぎをダークに持たせたい」
「分かった。すぐに手配する。このクニの未来あなた様に任せた」
「将軍殿も手伝うのですよ」
浪止はまた、少し悲しそうな顔をした。
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