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  •  微笑ましいやり取りと思いきや……現代だと、冗談で通じなさそうなのが怖いですね。
     もっとも、大人になっても好き嫌いが激しい方は居ますが。あるいは、自分が調理するので、作りにくい物は作らない方も。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    これはちょっとありそうな話でもあって怖いですよね……
    社会批判の意図は本作には全くないので純粋に楽しんでいただければ、と思いつつも笑

    ユウちゃんも自分で料理を作れるようになる、がベストかもしれないですね!

  • 食べ物しりとりから、
    ここまでの頭脳戦を編み出せるとは。
    満足満足。
    タグにヤミーでなく闇があったので、
    最後は、人間で終わるかと
    邪推いたしましたが、
    ハッピーエンド?で終わり。
    一安心です。
    『しりとりレシピ』
    良いですね。楽しそう。
    色々な作品が生まれそうな、
    素晴らしいアイデアです。

    「『く』ね……。ねえユウちゃん、『ぐ』でもいいかしら?」
     『ぐ』? 『ぐ』から始まる食べ物なんて……。
     あっ! 牛乳。チーズっ。グラタン! 
     なんてこった、ハンバーグにグラタン。
     最高の晩ご飯じゃないか!
    「いいよ。ママ。『ぐ』でも」
    「『green pepper』」
    「え?」
    「『グリーンペッパー』よ、ユウちゃん」
     やっ。やられたっ。「グリーンペッパー」。
    「ピーマン」を英語で捩じ込みやがった。
    「くっ」
    「どうしたのユウちゃん。ユウちゃんの番よ」
     ……やるねママ。でもね、甘いよママ、
    「『パプリカ』」
     ぼくは、「ピーマン」を上書きするっ。
     「ピーマン」は嫌いだけれど。「パプリカ」なら、少しは食べられる。
     『しりとりレシピ』では、出てきた食べ物で料理を使わなければならない。
     「ピーマン」と「パプリカ」なら、おそらく同じ料理。
     晩ご飯の盛り付けのお手伝いを申し出れば、ぼくのお皿だけに、「パプリカ」を盛ることも可能。
     どうだいママ。これがぼくの、
    「『Karotte』」
    「そ、その響きはっ!」
    「カロッテ。ドイツ語で、にんじん」

    はっ。失礼。いけませんね。
    最高の食材に下手な料理を。
    お粗末さまでした。
    大変申し訳ございません。
    贖罪で返させていただきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    「人間」はヤバいですね!
    ホラーに急転しちゃいます笑

    「グリーンペッパー」「パプリカ」「カロッテ」の流れも強烈です!
    本作はユウちゃんの仕組んだ作戦VSママの料理知識&最終決定権という構図でもあるので、語彙で捻ってピーマン・ニンジンを捻じ込むのはアリアリなオチです!

    ありがとうございました!


  • 編集済

    自分本を読むときは、「」内のセリフを脳内再生しながら読むタイプなのですが……
    最後のどんでん返し(?)で一気に、
    無邪気な子供→大人の叫び声
    に変換されて笑ってしまった。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    その読み方ですと、この作品と相性が悪かった(良かった?)ですね!恐縮です。

    笑っていただけて嬉しいです!ありがとうございました!

  • コメント失礼します!
    ほのぼのとした日常を想像していたのですが、そこから地獄の様な展開……笑わせてもらいました(*´ 艸`)
    30超えたおっさんが、本気で考えてると思うとかなりキツいですよね!
    社会復帰、絶対無理(*>∀<)ノ))

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    この家庭は大丈夫なのか!と心配になってしまいますよね。
    社会復帰もまだ可能性はあると思いますので応援よろしくお願いします!笑


  • 編集済

    拝読しました。

    すごくおもしろかったです!

    しりとりを頭脳戦にするという発想が素敵です。
    しかもただの遊びではなく、嫌いな食べ物を避けつつ好物を作ってもらう策略だったとは……!

    そして、最後に明かされる全てを吹き飛ばすような叙述トリックにびっくりしました。確かに小学生とは言ってなかったけども……!

    私も『地雷グリコ』大好きです。
    「自由律ジャンケン」は傑作短編だと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    楽しんでいただけたとのことで感激しております。
    ピーマン、ニンジンが子どもが嫌いそうな食べ物かつ「ん」で終わる、という気付きがあって「しりとりレシピ」の構造が偶然生まれました!
    叙述トリックも書いてる途中に思いついたので本作はだいぶ偶然の産物です笑

    私も「自由律ジャンケン」が一推しです!素晴らしい短編だと思います!

  • 嫌いな食べ物を避けたいがために、ここまでの頭脳戦を……!
    メインディッシュがほぼ確定してなお続く攻防(一人相撲)、シャリアピンソース、叙述トリック、タグの「闇」など、何段階にも笑いや驚きが用意されていてすばらしかったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    楽しんでいただけたようで大変光栄です!
    タグの「闇」にまで言及していただきありがとうございます!
    叙述トリックありの作品でオチに連なるタグってネタバレになるので悩むところなんですが、文字数が少なければ紛れ込ませられるか? などど逡巡した末に入れておりました。

  • コメント失礼します。
    素晴らしいしりとり戦略でした!がきんちょにしては冴えてやがるなこいつって思っていたら……笑笑 
    実際にやったら楽しそうですね、このしりとり(私はトマトが嫌いなので絶対「と」では回しません!!)!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!

    子どもの一人称にしては賢すぎるか……?という作者の疑念からこの結末が生まれたような気もします笑

    「ト」が来たら「トマト」はかなり出しちゃいそうですね!
    炒めものとかカレー、味噌汁なんかにも色々トマトアレンジがありますし……
    need not to know (知る必要のないこと)でしたら大変恐縮です!笑

  •  三十歳なのにこんなことをしているユウちゃんに笑いました🤣

     ユウちゃんは、頭はけっこう良さそうなので、後はやる気だけの問題だと思いますね。とりあえずハロワにでも行くのがいいかと……。

     地雷グリコは私も大好きな作品です。
     頭脳戦がとても面白かったです😊

    作者からの返信

    コメント、レビューまでいただき誠にありがとうございます!

    ユウちゃんは何なんですかね笑
    確かに、方向性がおかしいだけで頑張ればやれそうな感じはするなとは思います。
    早くやる気を出してママを安心させて欲しいものです!

    「地雷グリコ」は非常に衝撃と刺激を受けた一冊です!
    まだまだ及びませんが頭脳戦をお褒め頂きとても嬉しいです!

  • かわいい小学生男子を頭に描きながら読んだのに!
    うわ~、思いもよらないオチでした!
    しりとり合戦の手に汗握るくだりは、こちらも無い頭を使いながら必死で食らいつきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    私も半分くらい書くまで脳内ではユウちゃん=小学生男子だったんです……
    小説を書いていると時々恐ろしいことが起きるな、と思いました笑

    しりとり合戦についてもありがとうございます!
    楽しんでいただけたようで嬉しいです!

  • ヤッッッバ。鳥肌立ちました。改めまして企画へのご参加誠にありがとうございます!
    ミステリ来てほしい~と思ってたのですがここまでの作品を出して頂けるとは夢にも思わず。
    そもそもピーマンとニンジンを回避するために「『ン』で終わらせないしりとりレシピ」を用意するという着想からして素晴らしいです。でもそれに留まらず、初手で「玉ねぎ」から入って「牛乳」を誘う(もしかしたら「牛肉」来るかもしれないけどそれはそれで良いですよね)というのもしりとりの特性を上手く活かしていますね。凄いです。
    空気を読んで「シャリアピンソース」で来てくれるママは「ぼく」の扱いをよく分かってるな~って感じですね(笑)。
    さらにグラッセを回避すべく「ステーキ」をやめ、チーズハンバーグにするためにスライスチーズ、「ニ」をママのターンに回さないズッキーニ。よくもまあこの短いしりとりの中でハンバーグを完成させたなと思います。
    しりとりで出た具材しか使わないってのは事実上無理ゲーなので、ルールがその点に触れられずにいるのも説得力があります。
    そして最後の叙述トリック。完全に騙されてました。いや~お見事。
    嬉しすぎてエラい長文になってしまいました。失礼しました。

    作者からの返信

    こちらこそ企画に参加させていただきありがとうございます!
    また、コメント、レビューまでいただき誠にありがとうございます!

    初手「玉ねぎ」→「牛乳」or「牛肉」の2面待ち作戦だったというところまで読んでいただき感激です。冗長になるので端折りましたが全くその通りでした。余談ですが「餃子」等が来ると破綻する作戦なのですがそこはギャンブルの範疇ということで笑

    叙述トリックオチは読み味が大分変わるので、思いついてからも入れるか結構悩んだのですが、最終的には我慢できませんでした笑

    本作を書くのに頭の普段使わない部分を使ったので、大変勉強になりました。
    ありがとうございました!

  • ラストにパンチがありました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!


    このオチですが、途中まで書いてから思いついたので、作者の私もとても驚きました笑
    クラっときていただけましたら幸いです!