停滞

「明るい」

寝起き眼ですぐさま時計を見る

…もうこんな時間か…

ゆっくりと布団から起き上がる


夜中にも時計を見た

「まだこんな時間か…」

この繰り返しが続いている

ここ何日間も


職場を奪われ

組織を追われ

毎日何もしていない

なのに心は激しく波うち続けている


レストランの窓から見える瀬戸内海は

初冬の陽射しに穏やかに照らされている

これからどうしたいのか?

私は何を求めているのか?


情けない

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