第41話 クマと子分の討伐開始
その頃、遠く離れた東洋の日本では・・。
毎日の様に富嶽が出撃し、ソ連討伐遠征軍を猛爆してた。
彼等は逃げ場もなく、補給も途絶え日々怯えるばかり。
クレムリン地下10階の司令部ではスターリンからの逐電が煩い。
「偉大なるスターリン同志。
東洋討伐軍司令官です。補充を送って頂けませんか・・。」
それ処では無いスターリンは当然無理!!と言う。
補給もなく、被害甚大な東洋討伐軍は・・。
「スターリン、もう無理です。我等は単独でヤーパンに降伏します。」
ブチ切れて降伏宣言。しかも呼び捨て。
怒るが追い詰められた彼等にはスターリンより日本軍が恐ろしい。
東洋討伐軍は全面降伏を日本側に打診。
武装解除を条件に帰国を勧める。
しかし一か月分の食料を持たせ、汽車で帰らせるが、
怒ったスターリンが東洋討伐軍の乗る汽車を爆撃破壊。
彼等はシベリア密林に逃げ込み、原住民として生きる道を探る。
所が中国、朝鮮半島も日本に進駐を加えようと画策。
密かに行けば良かろうと愚かにも漁船軍団で武器を積み込み日本海を進軍。
見つかるのは国境線を超えた瞬間。
「そこの漁船、停船セヨ。」
サーチライトを浴びせ漁船?軍団に停止を命じるが・・。
日本語が分からない彼等は強硬して突っ走る。
戦時下の国にんな事するのは無謀なのだが。
駆逐艦隊旗艦雪風の機銃で艦尾を掃射しエンジンを破壊。
かなりの死者が出たが生き残りも出たので尋問すると。。
人民解放軍と言うでは無いか!!
占領の必要が無い(太平洋だけで充分)日本側は中国討伐をイギリス側に打診。
「チャーチル君、スマンがシナを抑えてくれんか??
我が国は太平洋全土で精いっぱいじゃっど。あと遠征もあるでな。
シナの国土??好きにすれば良かど。
ただし・・・。」
東郷からの打診にチャーチルは大喜び。
ソ連はドイツとフランスの連合軍で叩く事となり、
イギリス側はインドから陸路中国入り。
補給の無い人民解放軍はゲリラ化するが、インドから陸路で入る正規軍には
叶わず、続々と敗北。
イギリスは香港を完全にイギリスの州に制定し、澳門も・・。
ただし旅順と青島は日本からも近いので永劫租借。
朝鮮は・・・放置で・・。
どうせ何も無い国だと言うし、前世の如く技術支援は無し。
イギリスは中国を抑え日本とは良好な関係を続ける事となる。
アジア各国もシナ以外は独立の咆哮を上げ出し、帝國は支援を続けるが
帝國は陸軍国家では無いので大陸は無視!!
連合艦隊はカスピ海の小艦隊が周辺国家には脅威との事なので、
空母から震電改に雷装して空襲開始。
広いカスピ海とは言え、弱小艦隊なので一瞬で壊滅。
「岩本隊長、まさか震電改で雷撃するとは・・。」
「まあ良いでは無いか??護衛隊、俺等をしっかり守れよ。
雷撃するまでは俺達は雷撃機で自由が利かないからな?」
「「「「お任せを!!!身重の隊長なら今なら落とせますが・・。」」」」
「貴様等・・・帰還したらシゴいてヤル・・・。」
岩本達は黒海に展開してる空母から出撃し、あっという間にカスピ海に侵入。
小艦隊と言うだけあって駆逐艦が15隻程度。
帝國にはアリにも等しい艦隊でも閉塞したカスピ海沿岸の周辺国家には脅威。
「良いか?高度を上げず・・・・そう・・精密高度計5mで・・・。
・・・・ッテ~~!!!」
岩本が見本を魅せると投下した新型小型魚雷は疾走し、カスピ小艦隊旗艦ゲバルトに命中!!
僅か2000tの艦には致命傷で一撃で轟沈!!
「ッシャ~~!!部下ズ、撃沈出来たら愛機のノーズに雷撃マークを入れて良いぞ!!」
岩本も帰還したら美玖たんに魚雷マークを入れて貰おうと画策。
15隻居たカスピ小艦隊は全艦壊滅。
連合艦隊機動部隊初の敵艦隊殲滅に空母部隊も大いに沸く。
「そうか・・・。今まで裏方に徹しさせてスマンかったのぉ・・。」
機動部隊に凱旋した震電改部隊は黒海の艦隊上空でアクロバットを繰り広げる。
「ヤーパンの機動部隊は・・・凄い。敵対してたら我が艦隊も・・。」
ゼレンスキー大将は真っ青で上空を飛ぶ震電改を眺めてた。
後書き
近所のカスピ海は厄介なので雷撃で仕留めました。
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