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    エピローグへの応援コメント

    完結まで、本当にお疲れ様でございます。
    そしてここまで読ませて頂き、誠に有難うございました。

    なんとこの読後感を説明すればいいのか。皆んな、生きたかったんですよね。でも、色んな罪悪感で押し潰されながら、大切な人を憎んで。でも、愛して。自己犠牲の果てに、償いと、そして自分が“生きたかった思い”を“お前に生きて欲しい”という願いに変換して、バトンを繋ぐ。

    バトンを受け取りながら、その重さに戸惑い。そして“何故自分が”とどこかで思いながら。でもその責任を果たそうともがくトワ。
    だからこそ、あの最後が最高でした。結果はどうなろうが構わない。その選択を“行った”という事が一番重要なのだから。

    私自身。いつも自分の作品を書くとき“生きるとは”そして“死ぬとは”というのを常に念頭に置いて書いているのですが。この作品を読んで感じたこの価値観。本当に大事にしたいと切に思いました。

    取り止めのない。そしてまた、もしかしたら的外れかもしれない感想を書いてしまい、誠に申し訳ございません。しかし、他者からの思いを受け取る勇気を、何か本作から得た様な気がします。

    最後に重ねて、この様な素晴らしい作品を執筆して下さり、心からありがとうございました。

    作者からの返信

    横浜 べこさん

    本作を完走してくださり、ありがとうございます。
    試行錯誤の末に書いた作品を深く深く考察してくださり、例えようもなく報われました。
    逃れられない残酷な世界にありながら、皆が互いを大切に想い願いを繋げていく。押しつけではなく、相手の幸せを根本から命がけで祈る。その尊い気持ちを少しでも表現できていましたら嬉しいです。

    ラストは非常に悩みましたが、トワが全ての祈りを受け入れ、戦う決意を果たす終わりは自分でも満足のいくものになりました。最高と言っていただき、とてもとても有難いです。

    自分の思うことをたくさん詰め込んだ作品でした。
    最後まで追ってくださるだけでなく、熱いコメントまでくださり、本当にありがとうございました。心の底から励みになります。今後も書き続けていきます!

    編集済

  • 編集済

    22への応援コメント

    柴野様は、静かな不穏を書くのが本当に上手い.....
    主観的視点の過剰な書き込みをしていないのに、ラストの「血の輪が出来ていた」このシンプルな一文だけで、全ての情景がクリアに頭の中で想像してしまい、ぎゅっと息を呑んでしまいました。
    あの一文に至るまでの、緊張感の張り方。セリフ選び、そして雰囲気の演出。
    決して爆発的な描写じゃないのに、どうしてこうも効果的に、そして雄弁な説明になるのか。不思議です。
    私は、物語を追いながら読むのも好きなのですが、それ以上に「構成」の組み立て方や「感情曲線」そして文体の文字選びをこう、味わいながら読むのが好きでして。(こう書くと少し気持ち悪いですね......)

    柴野様の作品はブルーバックで撮られた映画のように、全編がうっすら冷たい青みがかった世界なんです(作品で言うと“セブン”的な感じ......うう、伝われぇ)
    どこか陰鬱さもありながら、しかし湿気ていない。だから重くなり過ぎない。
    そんな時ふっと差し込まれる青春的な気持ちの良い描写が、光芒のようで本当に良く映える。文体のセンスですね。

    文字選びや字数区切り。そして構成の流し方などは、癖のない無味的でありながら引っ掛ける所ではちゃんと読者に訴えかける。この辺は口に含んだ氷が“パチパチ”っと突然弾けるみたいなイメージで、とても好みです。

    しかし、キャラの心が流す「血」の匂いや、感情が昂る場面では、容赦なく切り込む。
    それが全体の静けさを崩さないのは、そこに至るまでにじわじわと盛り上がりの感情曲線が乗っかるように土台を上げているからなんですよね。凄い。

    長々と、本当に申し訳ございませんでした。
    お忙しい中とは思いますので、どうか無理せず、ゆっくりと更新なさって下さいませ。

    そして柴野様の書籍。心から楽しみにしております。

    作者からの返信

    横浜 べこさん

    コメントありがとうございます。
    非常に細やかに考察いただき恐縮です。
    構成や盛り上げ方はまさに注力し目指していたところなので、とても嬉しいです🌟

    特に長編では、実際に本文を書くよりも、構成を練っている日数の方が長いことがよくあります。あれやこれやと組み立てたり崩したりで作っており、不自然な形になっていなければ幸いです。

    読み込んでくださり、本当にありがとうございます!
    励みになります(´;ω;`)
    仕事の関係で更新できない日もありますが、約10万7千文字で完結はしているので、細々と更新していこうと思います。

    書籍に関しても触れていただき嬉しいです。
    今後もより良いものを書いていけるように頑張ります!

    編集済

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    5への応援コメント

    2章に入り、トワの過去編がグッと重たく描かれ、彼というキャラクターに熱が入っていく展開にページをめくる指が止まらなかったです。

    隣でカメラを向けて発信しているような、淡々と、しかし明瞭で細かい箇所まで捉えた地の文の狂気的描写の中に差し込まれる、トワの生々しい心の声。
    その対比がより一層、この事態の陰鬱さを照らし、また暗くなり過ぎない絶妙なバランスで、ギリギリ目を背けず追えるような。そんな文章が魅力的でございます。

    どこまでも灯りの見えない「現実」という環境で、「死」への恐怖を鎮痛させるために今まで信じていなかった神に縋る父親の様は、痛々しく愚かでもあり、しかしながら「そうならざる得なかった」という背景も感じる事で、悪として片付けれませんでした。

    続きも、楽しみに読ませて頂きます。

    素晴らしい作品を更新して頂き、本当にありがとうございます。

    作者からの返信

    横浜 べこさん

    応援コメント、ありがとうございます!
    暗い一方になってしまわないよう気を付けたつもりだったので、その部分を感じ取っていただけて心から嬉しいです。

    父親は家族を愛するが故にねじ曲がり、兄妹を引き離す元凶となってしまいました。繊細なシーンなので書くのは難しかったのですが、トワという人物像に少しでもリアリティを持たせられれば本望です。

    本当に励みになります。ありがとうございます。