【生成AI】最弱スキル【ゴミ拾い】だけど最強無双!?~捨てられた俺が神スキルでざまぁするまで~
すくらった
第1話 『最弱スキル【ゴミ拾い】だけど最強無双!?』
俺の名前はカイ。十六歳。
つい昨日まで、勇者パーティーの一員だった。
だが今は、泥だらけの地面に転がっている。
頭にこびりついた土の匂いが、惨めさをいっそう際立たせていた。
「お前のスキル【ゴミ拾い】なんて、戦闘の役に立たないんだよ!」
リーダーのライオネルが吐き捨てるように言った。
炎の剣を肩に担ぎ、まるで世界の中心にでも立っているような顔で。
後ろでは、聖女ミリアが目を伏せていた。
「ごめんなさい、カイ……でも、私たちは魔王を倒すためのチームなの。弱い人を守っている余裕なんてないの」
その言葉は、やさしいようでいて刃のように冷たかった。
俺は何も言えず、ただ笑ってみせた。
「そうか。……わかった。俺は出ていくよ」
笑って、歩き出して、背を向けた。
でもその瞬間、胸の奥で何かがひび割れる音がした。
――俺の存在なんて、最初からゴミだったんだ。
◆
森の中を、ひとりで歩いた。
昼なのに薄暗く、木々の隙間から冷たい風が吹き込んでくる。
靴底がすり切れ、足も痛い。
腹が鳴った。
地面に落ちていた果実を拾ってかじる。すっぱい。
「はは……俺のスキル、ゴミ拾いか」
情けない声がこぼれた。
拾うだけのスキル。戦えない。何も守れない。
役に立たない。だから捨てられた。
その時――。
頭の中に、金属音のような響きがした。
《スキル【ゴミ拾い】が進化条件を満たしました》
「……え?」
思わず声が漏れた。
《スキルが【神遺物収集(ゴッド・スカベンジャー)】に進化しました》
「な、なんだって……!?」
足元の枯葉の中で、何かが光った。
拾い上げると、それは錆びついた指輪――のはずが、瞬く間に黄金に輝き、宝石が浮かび上がった。
「こ、これ……!?」
《拾得物:神の破片。能力:周囲の魔力を吸収し、保持者のステータスを永続上昇させます》
ピコン、ピコンと音が鳴る。
俺の視界に数字が浮かぶ。
HP:∞/MP:∞/攻撃力:9999/防御力:9999
なにこれ、ゲーム?
いや、現実だ。指輪が確かに光っている。
――もしかして、俺、チート化した?
地面の石ころを拾う。
すると、石が淡い光を放ち、形を変えた。
木の枝のような杖――いや、「創世の杖」と呼ばれるような、神話級の存在感があった。
「……まさか、こんなことで……」
笑いがこみあげてくる。
馬鹿みたいに拾って、馬鹿みたいに追放されて、
その“拾う”が、今になって世界最強になってる。
「ははっ……俺、最強かもしれない」
◆
そのとき、空が震えた。
風が巻き、森の奥から黒い影が飛び出してくる。
「グォオオオオオオオ!」
――ドラゴンだった。
全身を黒い鱗で覆い、目は血のように赤い。
かつてのライオネルたちでも苦戦したという上級魔獣だ。
だけど、不思議と怖くなかった。
俺は足元の小石を拾い、軽く投げた。
小石が光り、轟音が鳴った。
次の瞬間、ドラゴンは塵になって消えていた。
「……は?」
何が起きたのかわからない。
でも確かに、倒していた。
あの伝説級の魔獣を。
そのときだった。
空から、光の粒が舞い降りた。
柔らかな光に包まれ、誰かの声が聞こえる。
「――助けてくれて、ありがとう」
目の前に現れたのは、金髪の少女だった。
腰まで届くツインテールが揺れ、白いドレスが光を反射している。
背には、薄い羽のようなものが見えた。
「あなたが……私を、救ってくれたのですね」
「え、いや、別に……」
彼女はふわりと微笑んだ。
「私はティアナ。天界の加護を司る女神です。
あなたの力の波動を感じ、目覚めてしまいました」
「女神……?」
冗談のような単語に、返す言葉を失う。
「あなたのスキル……【神遺物収集】。
それは、本来、神だけが扱える力。
どうして人間がそれを……?」
ティアナは首をかしげた。
それから、少し恥ずかしそうに目を伏せる。
「でも……不思議。あなたの前に立つと、胸の奥が温かくなるのです」
「え? あ、いや……」
彼女はそっと両手を胸の前で組み、微笑んだ。
「……その、なぜかわかりませんが――」
頬をほんのり赤く染め、彼女は言った。
「なんだか、あなたのことを、“ご主人様”と呼ばなくてはならない気がします」
その言葉に、俺は完全に固まった。
森の中に風が吹き抜け、光が揺れた。
ただ一つだけ、理解できた。
――これは、とんでもないことが始まる。
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