夏が終わる少し前に出会った塾の親友が女装ファッションモデルを始めた男子だった2025～ノートルダム清心女子大学文学部の青春物語(大学1)

第3話 就実大学とノートルダムは同じ岡山駅から近い(4月7日)

倉敷駅から絵梨花ちゃんと合流してから17分後の12時48分に岡山駅に到着した。

高校の頃は当たり前のように朝の8時台の時は混雑してたけど、昼間はそんなに混んではなかったので多少は楽っていう感じだった。

岡山駅西口から歩いて10分程で大学に着いた。

希愛ちゃんの行ってる就実大学は高校と同じ敷地内にあり、高校と大学を自由に行き来できるようになってるらしいので、その子の後輩たちもその大学に進学するんじゃないかなという事が楽しみなんじゃないかなというような感じがした。

「英国文学史の受講希望者はジュエリーホールの2階の205教室に集合して下さい」

どうやらその授業の受ける事ができる人数は15人であり(座れるのは20人)、小教室で行われる授業のために早い者勝ちというのがあるらしいので早めにその教室に入る事にした。